「食」の教育に力を入れている「自由学園」(東久留米市)のパン工房が中心になって開発した「キーマカツカレーパン」=写真=が、先月、「カレーパングランプリ2018」のバラエティ部門で最高金賞を受賞しました。
このグランプリはカレーパンをもっと広めようと一般社団法人日本カレーパン協会が主催するもので今回が3回目。
生地もカレーも、すべて学園パン工房で手作り
受賞した「キーマ~」は、同校男子部(中等科・高等科)の生徒たちからの「腹持ちの良いパンがほしい」というリクエストで開発されたもの。ボリュームと栄養と色彩が考え抜かれた一品です。
米粉が加えられたパン生地で、枝豆入りのキーマカレー、豚カツ、キャベツのソテー、さらに赤パプリカを挟んでいます。
生地も中のカレーも、すべて自由学園パン工房で手作りしています。
同パン工房は、自由学園の在校生に焼きたてのパンを提供しようと1954年に開設された施設で、同校に隣接しています。
なお、「キーマ~」は、自由学園隣接の「しののめ茶寮」(学園町1の8の33)で一般販売もしています。数量に限りがあります。
また、販売しないこともあるので、詳細は同校食糧部 042・422・1091 へ。
東久留米「プチ・フール」も金賞
なお、今回のグランプリでは、六仙公園そばのパン店「プチ・フール」(同市中央町)も、焼きカレーパン部門(東日本)で金賞を受賞しています。