寄 稿
(編集部注)3月12日に「だがしの日」として地域イベントを行った「だがしやかなん」から、原稿が寄せられました。
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文・山永和子(「だがしやかなん」)
3月7日号「タウン通信」の1面でご紹介いただいた、駄菓子店「だがしやかなん」です。
おかげさまで3月12日の「だがしの日」の関連イベントは、すべて無事に、盛況に終わりました。12日の「製菓リレー」では、「くるくるぼーゼリー」をトーチに見立て、西東京市や東久留米市を走りました。途上、市役所や駅などを訪ね、地域の皆さまにも盛り上げていただきました。
また、10日のプレイベントでは、当店では東久留米総合高校の生徒・卒業生たちにもボランティア参加してもらい、家庭的な雰囲気で「だがし釣り」などを楽しみました。
共催した西東京市の「ヤギサワベース」さんでは、ジャズシンガーでもある女将がオリジナルの「だがしの歌」を2曲も披露したそうで、楽しい会となったようです。両店で、合わせて300人超もの人たちにお越しいただきました。
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初めての開催でここまでうまくいった陰には、実は、一人の男性の力があります。そのことを少し、紹介させてください。その方は、岡山県で駄菓子直販などを行う「(株)大町」の社長・秋山秀行さんです。
「大町」は倉庫を売り場にした「日本一広い駄菓子店」として知られています。秋山社長は、「DAGASHIで世界を笑顔にする会」創設の発起人でもあり、自ら会長も務めています。「だがしの日」の創設にも奔走され、今回は、復興支援の思いも込めて、宮城県石巻市に出掛けて、イベントを開催されていました。
私たちのイベントも全面的にご支援くださり、たくさんの駄菓子も送ってくださいました。
この秋山社長を筆頭に、協賛する製菓メーカー、各地の駄菓子店の力があり、「だがしの日」のイベントが成功しました。私たちは早くも、来年に向けて計画を練り始めています。
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今回のイベントで、改めて、人々を笑顔にする駄菓子の力を実感しました。駄菓子店は地域密着で、いつでもそこにあります。ぜひふらりと遊びにきてください。
(山永和子 東久留米市幸町1の5の23 ※だがしやかなんの営業は、月・水・金・日の午後=臨時休業あり)