武蔵野大学名誉教授の社会保障学者 山岳紀行家の一面も活かして
西東京市在住の社会保障学者・川村匡由さんが、先頃、新著『防災福祉のまちづくり 公助・自助・互助・共助』を出版しました。
「なぜ災害対策は不十分になるのか」をテーマにさまざまな機関や地域を取材したもので、山岳紀行家の顔も持つ川村さんらしいフットワークで、多彩な先行事例を写真を交えて紹介しています。
アメリカ、スイス、キューバの事例も取り上げています。
縦割り行政への批判から分権国家への転換の提唱があり、まちづくりやNPO活動、自治会活動などにかかわる人には学ぶことが多くありそうです。
水曜社、A5判、192ページ、2700円。全国書店、ネット書店で販売中。