「ガスト」「バーミヤン」など、ファミリーレストランの運営で知られる、株式会社すかいらーく。実は、西東京市にゆかりのある企業なんです。
同社の前身である、ことぶき食品。当時はスーパーマーケット事業を展開し、1962年には、ひばりが丘団地に第1号店を出店しました。しかし、西友など大型スーパーの出店に伴い、業績は悪化。次なる事業への展開を模索し、ファミリー層をターゲットにしたレストランの展開に目を付けました。
そして、1970年、府中市にオープンしたのがファミリーレストラン「すかいらーく」です。同レストランの名前の由来は、ことぶき食品の創業地である「ひばりが丘」にちなんだもの。「skylark(スカイラーク)」とは、「ひばり」(鳥類)の英語名なのです。
事業は軌道に乗り、74年には現在の社名である「株式会社すかいらーく」に商号変更。98年には、同社の展開する飲食店の出店数が全国1000店舗を突破するなど、その人気はみなさんもご存知の通りです。
<記者の一言>
おなじみのファミレスも、自分たちの住む街にゆかりがあることがわかると、不思議と愛着が湧いて来ますよね。ちなみに、私は高校時代に「ココス」というファミレスでアルバイトをしていたことがあります。得意料理はジャンバラヤでした。
(文・石川裕二)
【リンク】すかいらーくグループ