二十四節気の立冬(7日)と小雪(22日)を迎える11月は、いよいよ冬の始まり。
二十四節気とは、1年を24の期間に分け、それぞれ季節的な特徴を表す名称をつけたものです。
すこし前のデータになりますが、この二十四節気を特に身近に感じている人たちがいて、それは、農業にたずさわる人たちと、俳句をたしなむ人たちだそう。どちらも「季節に敏感な人たち」という共通項があって、なるほどと思います。
とはいえ、このところの異常気象のせいで、日本の四季も、昔とはずいぶん変わってきています。それにつれて、人々が感じる「季節感」自体も変化の時を迎えているのかもしれません。
そんな自然のめぐりのなかで、日の出、日の入り時刻は、いまだ昔と変わらないもよう。この時期、日脚はいよいよ短くなって、夜の長い季節も冬至に向かって底を打つころです。
東京や近畿地方では「木枯らし一号」が発表されたら、冬本番。温かい鍋料理のおいしい季節の到来です。
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今月はどの本命星の方も、古い疾患の再発に要注意。
体を冷やさないように防寒対策の工夫は当然として、体力に合った運動をして、体の内側からエネルギーを湧き出させることも大切です。その際、体の内側に自分の意識を向けて、体の声をしっかりと聞きながら行うことがキモ!
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
一呼吸おいて、考えて。家族との話し合いが問題解決のカギ。
やや落ち込み傾向の今月は、家族や信頼できる仲間との連係で切りぬけたい。ひとりで悶々としていると、悪友やずる賢い異性の餌食になったりしやすい時。仕事は、途中で休憩をはさむと、ふといいアイディアが浮かぶことも。
ただし、計画の実行は時期尚早。来年以降の幸運期に備えて、ここで道をまちがえないように。
二黒土星
気力充実、実力が光る。華やいだ席でいい出会いがありそう。
先月とは打って変わって、周囲の状況もいい意味でイケイケムード。頑張りに応じた結果のでる時だから、力の出し惜しみはしないで。
芸術、文化的な方面にツキがあり、美術展や各種セミナーなどで、自らひらめくことがあったり、人生の師との出会いがあったり。
デートはおしゃれして、ちょっと背のびしたお食事など楽しむのもいい。
三碧木星
勢い余ってドツボにはまる? 方向をよく見て手堅く進んで。
三碧木星は若々しく、活力のある星。それだけに、この星をもった人は、不注意に暴走しやすい。今月は運気の流れに勢いがあるだけに、何か行動をおこす前には十分な調査が必要。棚ボタ式のうまい話は、すべてダメ。
ついしゃべりすぎて、安易に個人情報を漏らす、なんていう失敗もないように。
四緑木星
トラブルの原因は当方にあり!? 年長者の言葉は素直に聞いて。
とかくイラッとしたり、我を張ったりして、せっかくのいい流れを自分から壊しそう。でも、上司、先輩など年長者は、好意的だし頼りになる。人の話を素直に聞くことで、思考の幅が広くなり、突破口も見えてくる。
友人、恋人とのケンカも、反省点がありそう。あっさり謝って、雨降って地固まる、といきたい。
五黄土星
仕事も遊びもノリノリ。楽しいんだけど、いい話は話半分。
人間関係がスムーズで、おもしろいイベントも盛りだくさん。仕事もいい線いくけど、ヘタすると空回りということに。
ただ、今月は公私とも、自分の主張を通すことに有利だから、しっかり考えて言葉をもって伝えることが大切。そして、何事も締めくくりをきっちりと決めて。
六白金星
骨折り損の一方で、思わぬ拾い物も。株、投機は控えて無難。
変化の気運に乗じて、ふと何かしてみたくなる時だけれど、結果は今イチ。特に海外や遠方のことで手こずったり、損をしたり。出張、旅行にもツキがない。
反面、家庭内、個人的なことでちょっとうれしいこと、棚からボタモチ的なことがありそう。
デートも、あちこちお出かけより、家庭的雰囲気を大切にして、盛りあがる。
七赤金星
楽しい席でも失言注意。売られたケンカも買わず涼しい顔で。
いつもの会話もはずまず、ちょっとグチっぽい七赤は運気低迷。些細なことから口論なんか始まったら、ますます分が悪い。
注意力、集中力にも欠けているから、忘れ物、スリにもご用心。
一方で、美的センスがさえて、アート系にはツキがある。
ふと立ちよった美術会場でビビッと心に刺さるものがあったら、運気回復のサイン。
八白土星
グッとこらえて、いい展開。周囲にも認められて、実力発揮。
年長者、上司との関係が良好で、重要な仕事を任されることもありそう。らくではないけれど、そこで八白の底力を見せたいところ。自分なりの創意工夫が光る時だから、上司や仲間との連絡を密にとって、思いついたことを積極的に提案して。
日没後、一杯まじえたおつき合いからも、充実した何かが得られる。
九紫火星
華やいだ席で光る個性。プチモテ期。懐かしい人との再会吉。
おしゃれをして出かけたり、食事やおしゃべりに興じたり、長い夜が楽しめそう。でも、調子にのって散財、後でちょっと困る、なんていうことも。
また、楽しそうにしていながら、内面には小さな不満や不足感があるかも。そんな時は昔の仲間や、しばらく会っていない知人に連絡してみたらいい。旧交を温めれば、心もほっこりとする。
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【鑑定】野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか
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