二十四節気の寒露、霜降を迎える10月は、暦上では晩秋。20日からは秋の土用に入って、いよいよ季節は冬へと向かっていきます。
このころ、秋晴れの日が2日ほどつづいたら、虫干しのチャンス(湿度55パーセント前後が狙い目だそう)。衣類はもちろん、クローゼットの奥にしまいこんであったお宝や蔵書なども、からりとした空気にさらしてあげたいですね。
そして、10月といえば14日にはスポーツの日もあって、各種スポーツや行楽のシーズン。
暦をながめれば、今月は九星では六白金星の月、十二支では戌の月です。「六白金星」も「戌」も、ともにスポーツや戦闘をあらわす勇ましい星です。
この時期、昔の人たちにとってはとても大切で、また忙しい時でもありました。収穫物を仕分けたり、仲間同士で分け合ったりしなければならなかったのです。「戌」がもつ基本の意味は「施し」であり「守り」であり「戦い」です。収穫物を仲間に施すために、それを敵から守らなければならない、そこに戦いも生じる、というわけです。
長かった今年の夏は「令和の米騒動」といわれるほどの事態が生じて、スーパーマーケットの米売り場の棚がすっからかんになっていました。原因はさまざまあったとは思いますが、米は日本人の主食ですから、これは一大事でした。
この10月は、米や食料品の争奪戦ではなく、心躍るスポーツの熱戦をくり広げたいものです。
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今月はどの本命星の方も、交通事故やケガに要注意。車、自転車、機械類の扱いは特に慎重にしてください。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
クールな魅力でモテ期到来。人の話に耳を傾け、思わぬ発見。
賑やかな席では黙っていることで、かえって存在感が光るから不思議。人の話は最後まで、感心しながら聞いて。すると、必ず自分の心にひびいて、ハッとひらめくことがある。新しい情報にも注目して。思いがけない人からコクられることも多そうだけれど、暴走は危険。ほどほどで切りあげるのが無難。
二黒土星
仕事は今イチでも身内や恋人が強い味方。人生、悪くない!
対外的なことではトラブルもあり、気が重い。でも、それも致命的なことではないし、私生活に目を向ければ楽しいこと、笑えることが多いはず。ただし、古い知人との再会や古い話の再燃にはツキがない。今月はなるべく新しい話題に注目して、新しい趣味のサークルなどに参加するのも、ステップアップに役立ちそう。
三碧木星
周囲の応援もあり勇気凛々。スポーツ、芸術の秋も楽しめる。
先月とは打って変わって、気分はまさに実りの秋。三碧らしい活力も復活。いつもは厳しい上司や年長者が、強い味方になってくれるから心強い。任された仕事は素直に受けて、全力を尽くして。その際、あまり自己主張しすぎてはダメ。気分転換には芸術、スポーツもいい。スポーツは結構勝負強く、記録も伸びそう。
四緑木星
出足はよくても着地は泥沼?!お金と異性、誘惑と妨害多し。
先月のつづき、のつもりではダメ。今月は周囲の意地悪や妨害も多く、よさそうな話はすべて怪しい。近よってくる異性には下心がありそう。争い事は尾をひくから、万事穏健におさめて。仕事は全身よりも現状維持で、小さなミスにも気をつけて。車の運転や機械の扱いも慎重に。体調管理をしっかりして、疲労しないように。
五黄土星
能ある鷹は爪を隠して。控え目な行動が、いい流れをつくる。
いつもは先頭に立って行動する五黄だけれど、今月は退一歩、周囲の状況をよく見ながら。先月低調だった人も、ここで軌道修正ができるはず。人間関係は、好意的な人が多く、なにかと助けられることが多い。この際、あまり意地を張らず、人の親切は感謝して受けとるのがいい。万事、丁寧な対応で自分の気持ちも、人生の流れも整っていく。
六白金星
自慢は知恵の行き止まり。いい話は吉凶半々。精査を忘れず。
つい気が大きくなってガードが甘くなるのは、六白金星の弱点。今月は大仕事の話にも縁があるし、やる気も十分。だからこそ、万事に入念な調査が必要。物事、掛け声だけで終わってしまったり、さらに凶とでれば詐欺にひっかかる、なんていうことも。年長者からの有益なアドバイスに耳を傾けて。スポーツはいい線いくが、自己過信はケガのもと。
七赤金星
問題は冷却期間が必要。周囲の雑音、甘言は静かにスルーを。
先月来の周囲の賑わいが、悪い流れになってくる。つまらない噂話やよさげな話には決してのらないで。フェイクニュースも多い。何より、本人のあやふやな態度が相手につけこむ隙をつくる、とわきまえて。懸案事項にも、手をつけないほうがよい。外出を控え、家で静かにすごすことが無難で、家族やパートナーとは、充実した時間がすごせる。
八白土星
ホッと一息、で少々散財傾向。趣味と実益をかねた副業は吉。
遊びや会食の誘いが多く、なんとなく気分も財布のヒモも緩みそう。今月は生きたお金が遣いにくい時だから、地味にすごすことが得策。一方、家庭内にはちょっとうれしいこともあって、おうち時間は意外に充実。人によっては趣味が実益につながることもあるから、この際しっかりと、特技やキャリアの棚卸しをしてみたらいい。
九紫火星
奮闘の甲斐あり、敗者復活戦も有利。スポーツの秋もイケる。
先月とはガラリ変わって、気合十分。目の前のハードルは少々高目でも、チャレンジしてみたらいい。上司や目上の人から認められるチャンスにつながる。スポーツ、勝負事も強い。仕事、日常生活で何か改善点を見つけたら、まずは手をつけてみて。ただし、あまりお金をかけないことから始めてみたい。
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