二十四節気の立夏(5日)を迎える5月は、まさに風薫る初夏。
この時季、風にのってやってくる若葉の香りは癒やし効果バツグンです。
今年は「タウン通信」エリアでも4月にバッチリお花見を楽しみましたが、実は桜は花の後も狙い目。葉桜の気が、とてもいいのです。
いつだったか、筆者はみずみずしい若葉の傘のようになった桜の木の下で、「あれっ、本当に桜モチのような香りが!」と感じたことがありました。桜の若葉からは、あの塩漬けの桜葉独特の香りがフワッとただよってくるのでした。
もし、新緑の桜の木の下で桜モチのような香りがフワーンとしてきたら、そこはとても「気」がいい場所です。実際は、桜の木がたくさんあっても、あまり香りのしない場所のほうが多いので、それは貴重なエリア。
また、他の場所でも特別青葉の香りが強く感じられたら、やはりそこは特に癒やし効果や開運効果の高い場所です。思いっきり、深呼吸をしてみましょう。
5月は十二支では巳(み)の月ですが、4月の辰と合わせて辰巳(巽・たつみ)となり、九星では四緑木星が当てられています。
四緑木星の基本象意は風。そして、5月の風とくれば薫風と青嵐でしょう。
鎮守の森で、不意にサワサワと木々が風に鳴りはじめたら、それは神さまからの「いいね」のサイン」。ちょっといつもの音とはちがう涼やかな、鈴のような木々のさざめき――、神さまから歓迎されているのですね。
今月はどの本命星の方も、腹部の故障に要注意。特に日ごろからお腹の弱い方は冷蔵庫を過信せず、飲みかけのペットボトルの水にも気をつけてください。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
頑張り甲斐のある幸運月。再会にツキあり、復縁も春爛漫か。
先月から一転、幸運の女神がほほえんでくれる。ただし、楽してうまくいくかというと、そう甘くはない。公私とも快調ながら、雑用も多い。労を惜しまず、体を動かして。今年一年を見わたせば誘惑の多い年なのだから。
今月も調子のいい話にはのらないこと。復縁は、基本吉。周囲の賛同を得られるように。
二黒土星
主導権を握るのは自分。交渉事は飲食の席で好調、酒も味方。
元気な仲間を味方につけて、本領発揮。かねてより言いたかったこと、やってみたかったことを実行にうつす好機。公私とも、みんなの気分も盛りあがっていて、いい流れができていく。
婚活中の人もチャンス。最後のひと押しは、おしゃれなカフェバーなどに行ったら、星の恵みがきっともらえる。
三碧木星
外に出れば、勢い余って勇み足。デスクワークは意外に好調。
口八丁手八丁の三碧ながら、今月は口と行動で失敗しやすい。くわえて、交渉事は相手もカンが狂いやすい時。商談、話し合いは来月以降にまわしたい。
一方、デスクワークや内輪の動きにはツキがあって、人間関係もいい。余暇は家族とすごす時間を大切にすることで、気分にも余裕が生まれるはず。
四緑木星
気が緩んで言動が雑になる!? ケンカに巻き込まれたら厄介。
先月は我慢の月だったけれど、今月はそれやこれやでお疲れのよう。集中力がプッツンして、ケアレスミスも多発。それでいて、なんだか遊びたい気分……と、こうなると危ない。
遊びの場面や飲食店で、わけもなくケンカを売られるようなこともありそう。売られたケンカ、絶対に買ってはダメ。分が悪い。
五黄土星
充電完了。労して功あり、地力を発揮。上司との関係も良好。
仕切り直して、さあ、やるか! 万事、ワンランク上を狙える時。年長者、有力者からの引き立てもあり、ここ一番の頑張りどころ。
また、人のお世話をすることがでてきたら、気持ちよく引き受けて。情けは人のためならず、は真実。
婚活中の人にもチャンス。旅先で、ロマンティックな出会いがあるかも。
六白金星
異業種の人との交流も楽しく、幸せな出会いも。口論は禁物。
賑やかな席でスターになりそう。多彩な人々との出会いからは、いい情報やチャンスをゲットすることも。
ただし、少々理屈っぽい六白金星、小難しい議論から口論に……となると、おもしろくない。何かと出費は増加傾向。今月のつまずきは、今後の運勢への影響大。
人脈を広げつつ、スマートに、身の丈に合った楽しみ方を心がけて。
七赤金星
お家時間が楽しめる。身内に喜び事。部屋の模様替えもいい。
先月のりのりだったせいか、今月はなんとなく外に出るのがおっくう。でも、大過なく、特に人間関係は良好。目上ともいい雰囲気だから、仕事は「報連相」をきちんとしていれば問題なし。外に目を向けるより、内に目を向けて。
つまり、家の中や自分の心の中をみつめなおしてみて。メンテナンス箇所が見つかったら、できるところから着手!
八白土星
ヘンな欲をださず、本業に集中して。悪友の接近にご用心。
やる気もあるし、ふと、ひらめくこともある月。ただし、それが問題でちょっと危ないことを思いついたり、調子のよすぎる話にのってしまったり。いいアイディアは本業に生かしてこそのもの。
今月の地道な努力は後日報われる。男女を問わず、ずる賢い人の口車にのせられないように。
九紫火星
対人関係ややこしく、不意の災難もあり。平常心を保って。
出足は好調でも、人からの妨害にあったり、世間に隠しておきたいことが表面化するなど、苦労が多い。今月は新しいことには手を出さず、従来の仕事を慎重にこなすのが一番。
婚活も小休止。来月になれば頭上の暗雲は去って、対人関係も復調。それまでに、しっかり計画を練ったり、下準備をしておくことが賢明。
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか