小平市長と対談 「地域での体験の機会増やしたい」
FC東京などで活躍した元Jリーガーで、現在、同クラブのスカウトを務める吉本一謙さんが、1日、小平市教育委員会委員に就任した。吉本さんは小平市出身で、現在も在住。2016年からは「小平市観光まちづくり大使」も務めている。
2日には辞令交付式があり、その後、小林洋子市長との対談も行われた。その席で小林市長は「イベントなどでお話しする機会があり、小平市で子育ても頑張っていると聞いて、ぜひ市の教育にかかわっていただきたいと思った」と、任命の理由を明かした。
それを受けて、吉本さんは「教育委員を引き受けたのは生まれ育った小平に貢献したいという思いが一番」と回答。教育委員のの抱負としては、「小平での体験の機会を増やして、子どもたちが自分の好きなことを見つけられるようにしたい」と話した。
また、コロナ禍により子どもたちの運動量が減っていることを問題視し、「どうやったら子どもたちが体を動かすことが好きになるのか考えていきたい」と、元アスリートらしい視点で語った。
任期は27年9月30日までの4年間。