2023年10月の運勢は…?九星気学で鑑定

2023年9月30日

二十四節気の寒露(8日)、霜降(24日)を迎える10月は暦の上では晩秋ですが、実感としては秋たけなわ。天は高く、金モクセイが香り、鎮守の森では鈴なりのギンナンを見かけることもあるでしょう。

日没は日毎に早くなって、いよいよ陰の気が深くなって、もの思う秋ではありますが、一方ではスポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋。なによりも、暑くもない、寒くもない、この季節は行楽のシーズンです。

しかも、今年は「風」や「旅」という意味をもつ四緑木星年。多くの人たちが、吹き渡る風に、旅心を刺激されているのではないでしょうか。

そこでぜひ、旅や散歩に出かけた折には、風にのってやってくる「香り」に心を留めてみてください。そして、ふと心に浮かんできたことがあったら、さらに、そのビジョンに心の針を合わせてみてください。今、必要なことのヒントがひらめくかもしれません。

* * *

今月はどの本命星の方も、インフルエンザ、コロナなど、移る疾患に要注意。特に高熱がでた場合には、どのような疾患であっても早めの対処が必要です。病気とともに、ヤケドにも気をつけて。

 

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年

二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年

三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年

四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年

五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年

六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、

七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年

八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年

九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年

(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

 

[九星別運勢]

一白水星

出足はよいが邪魔が入れば気がぬける。年長者に従って吉。

やる気はあるのに不都合が生じやすく、それにつれて気分も乱れがち。幸い、周囲にはいい先輩や年長者がいる。今月は自力を頼まず、他人の忠告を素直に聞くことが大切。また、古い問題の再燃は凶。近づかないで。疲れた時は不要不急の外出は控えたい。無理をすると、落とし物、盗難などの危険も。

 

二黒土星

金運危うし、うまい話にのらないで。自分の本分を守り安泰。

多忙で、華やいだ人間関係もあり、モテていい気分…って、これが落とし穴。何があっても、財布のヒモはしっかり締めておいて。人から何か頼まれた場合は、自分の実力をよく考えて、きっぱり断ることも大切。年長者との関係は微妙。敬して近づかないでおきたいところ。趣味にうちこんで、新境地が拓けることもありそう。

 

三碧木星 

議論百出、遊び心を生かして瓢箪から駒。雄弁家の面目躍如。

やる気は十分、会話もはずんでいい雰囲気。賑やかな雑談の中から思わぬアイディアが生まれて、それが大当たり、ということも。仕事にも遊び心が必要。一方、家庭内、親戚の問題で、少々悩ましいことがありそう。でも、今月は、そのことについて深く考えすぎないで。自分が何か対処しなければならないのだったら、来月まで待つのがよい。

 

四緑木星

華やぎの中でも、心中にはイライラも。争い事は絶対不可!

いつも穏やかな四緑だけれど、今月はなぜか感情的になりやすい。対人関係も、些細な行き違いが多発するのだが、ここでカッっとしたら万事休す。今月の争い事は、これからの運気を破ることにつながる。つねに平常心を保つことを心がけて。周囲の状況は華やか、人との係わりは、クールに、サラリと楽しむのが得策。

 

五黄土星

心身沈滞に反して、ひらめきには冴え。芸術系の仕事は好調。

物思う秋は、絵心、詩心が刺激されて、芸術家には実りの秋ともなりそう。ちょっと疲れた気分の時はひとりの時間がよく、思いがけないことを思いついたら、そのことをじっくりと考えてみて。今月は体の無理はきかず、行動の時ではないけれど、物事を計画するには強い。新しい趣味や研究に着手すれば、長つづきする。

 

六白金星

気分は秋晴れ。仕切り直して、さあ、出発!地道に前進を。

先月のイヤな流れから脱出、本業に対して前向きな気持ちになれる時。周囲の状況もいい感じで、丁寧な仕事ぶりが好結果をもたらす。ただし、すぐに大きい結果を出そうとして、力任せにやっつけるのは逆効果。人との出会いに恵まれ、新しい恋の予感も。対人関係のトラブルは、自分に原因がありそう。反省と謝罪ができる大人になって。

 

七赤金星 

フットワークもおしゃべりも快調。足元のおしゃれで開運。

先月来の努力が効いてくる。やっぱり、見る人は見ている。今月は七赤の個性全開で、賑やかな場をつくることで、多くの人たちからチャンスをもらえる。一方で、ちょっと隠しておきたいことがバレる、ということも。親切のつもりのお節介がヤブ蛇になることもありそう。秋景色の中、ハイキングを楽しんで、さらに気をあげたい。

 

八白土星 

臨機応変の対応力がカギ。交渉事は相手をよく見て、慎重に。

よさそうに流れていても、不測の事態がおこりやすい。ひとつの考えにこだわりすぎず、柔軟性をもちたいが、優柔不断になってはダメ。ひとりで考えこまず、家族や信頼できる人に相談するのもいい。特に、若い人がもってくるよさそうな話には要注意。今月は無難第一として、物事の実行は来月になってから。

 

九紫火星 

自分の強みを打ちだして、周囲も協力的。旅先でいい出会い。

持ち前の知的な個性が光って、交渉事にも強い。今年の中では最もよい時期だから、この機をとらえて、物事、まとめておきたいところ。ただし、古い話の再燃には吉凶あるから、注意が必要。遠方からいい知らせがきたり、旅先でチャンスに恵まれることがあるが、ここでも古いモノには要注意。骨董品には手を出さないで。

 

野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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