8月8日の立秋を迎えて夏の土用が明けると、暦の上では、はや初秋。もちろん、暑さはたけなわだし、夏のレジャーも目白押しでしょう。
とはいえ、月半ばには夏至のころとくらべて、すでに日の入り時刻が30分ほども早くなっていて、なんとなく「名残の夏」という気配も感じられます。
13日から16日にかけては、月遅れのお盆。あの世に住むご先祖さまの魂が帰宅されるのです。
子供のころ、お盆の期間中には虫取りをしてはいけない、と聞いたことがありました。肉体をもたないご先祖さまが、蛍や蝶、時には玉虫など、飛ぶ生き物を乗り物として帰宅されるのだから―と、そんな話でした。
夏の風物詩でもある京都五山の送り火や、長崎の精霊流しは、亡き方々を冥界へと送り届けるお盆の行事です。
いつもとは違った時間が流れる8月―。心を自由にして、過去や未来に思いを馳せ、亡き方々とのつながりを感じてみたいと思います。
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今月は猛暑下で、どの本命星であっても、レジャーで多忙の方々は、特に体力の温存が必須。胃腸の不調が体調低下のサインとなることが多く、持病のある方は、その悪化に要注意です。今月こじらせた病気は慢性化しやすいものです。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
思わぬ妨害あり、注意深く抜き足で。噂話にはのらないで。
気分は前向きながら、向かう先には何かとトラブルが多い。ここは、持ち前の洞察力を働かせて、事前に障害を回避したい。一白水星には、それができるはず。お調子者の言葉やヘンな噂話を信じてはダメ。親戚関係も少々やっかい。お盆休みで再会したら、ややこしい話はしないで、楽しい会話で盛りあげて。
二黒土星
万事好調。運を天に任せるもよく、積極策で恋の成就もあり。
たいていの場面で主役でいられる時。自分の思いが通りやすいから、ここ一番のプレゼンも有利。計画は、周囲の人たちを巻きこみながら進めていくのがカギ。ちょっと驚くようなことがあっても、あわてないで。運はいい方向にころがっていくはず。特に恋愛に関しては、予想外の展開も結果オーライ。
三碧木星
誘惑も開放感もある夏。意外や、克己心で、逆転勝利も可能。
気が大きくなって、ちょっと危ないことをしてみたくなったり、ワルぶってみたり。悪い方向にぶれると、ズルズルいきそう。一方、今月は自覚をもって、なにかに着手するにもいい。ここは己の心ひとつ。受験なら一発逆転、ライバルに差をつけることも。新しい人との出会いも悪くない。一見地味な人ほど、中味が濃い。
四緑木星
頭上のカミナリご用心。年長者には、まずは報告と連絡を!
熱さのなかで気分が緩んで、体調も今イチ。完全な仕事はできなくても、まずは報連相をしっかり守ればセーフ。これは職場だけの話ではなく、家庭でも同じ。つまりは、コミュ力の問題かも。夏休みには、旧友や親戚との再会が楽しい。ここでも、おたがいの情報交換がカギとなる。古い話題にヒントあり。
五黄土星
元気印で夏のイベントは盛大。物事伸展するが暴走には注意。
賑やかな仲間と体験する、楽しいことには事欠かない。一方、気力充実、周囲の協力もあり、本業にも身が入る・・・けど、ちょっとやり過ぎか?!とかく「できる五黄」は、独断専行に走りやすい。今月、失敗するとすれば、自分のやり方に問題がある。家族やパートナーとケンカをしたら、まずは反省が必要かも。
六白金星
覆水盆に返らず。恋も仕事も手放してはダメ。視点を変えて。
運気の流れはいいのに、自分自身がこだわりをもつために、あちこちぶつかることが多そう。仕事を辞める、離婚する、なんていうことは考えないで。お盆休みでは、久しぶりに会う人たちと充実した時間がすごせる。遠方から来た知人との再会も吉。旅行もいいが、カンちがいによるミスや落とし物には注意。
七赤金星
楽しそうでもお疲れ気味。複雑な問題は棚上げ、口論も不可。
夏のイベントでは、七赤本来のオーラが輝くも、心中にはイライラやモヤモヤも。今月はやっかいな問題にはかかわらず、困った時には専門家や知人に相談して。得意のしゃべりもしばし封印、聞き役に徹するのが無難。一方で、ひらめきや芸術的センスには冴えがあり、新しい特技獲得の道もひらけそう。
八白土星
おもしろ味より確実な線を狙って。格安品より高級品にツキ。
物事伸展する時だけに、判断ミスは命取り。今月は、とかく自分自身が危なっかしいことを思いついて、失敗しやすい。一方、年長者、実力者との関係が良好だから、素直に協力を仰ぐのが得策。万事、グレードの高い「本物」にツキがある。それだけに、買い物もレジャーも予算は超過傾向。自分の懐具合と相談しながら。
九紫火星
完全燃焼で仕事も遊びも快調。モテ期到来、上手にさばいて。
今月は、今年のなかでは最も運のいい時。これまで努力してきた人は、一歩前進。仕事も遊びも、力の出し惜しみをしないことがカギ。人との交流でも楽しい場面が多く、意外な人からコクられることもありそう。ただし、今年全体としては、恋愛運は低調(トラブル傾向)だから、悪い相手に当たらないよう、十分気をつけて。
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか