西東京市富士町に手作りドレッシングの自動販売機が登場し、近隣で話題になっている。
販売されているのは、その名も「やさいがすすむドレッシング」(600円)。埼玉県和光市で居酒屋を経営する池田純一さんが開発したドレッシングで、すりおろしたニンジンやタマネギをベースに、ニンニク、卵黄、アンチョビ、しょうゆなどが加えられている。
もともと店の人気商品だったのをコロナ禍で集客できない時期に自動販売機で売り出したところ、テレビ番組でも取り上げられるなど注目を集めた。以来、この2年間で自動販売機は22カ所に増え、販売本数は月4000本にも達するという。
ドレッシングの自動販売機は珍しいが、池田さんによると「手作りで賞味期限が約1カ月と短いため、小売店などに卸すのは難しい。自社で管理できる自動販売機がやりやすい」とのこと。
東伏見の販売機は、月決めバイク駐車場「バイクストレージ」(富士町1の12の13、新青梅街道沿い)の一角に設置されている。
通信販売でも購入可能。詳細はウェブ(https://bar-a-one.info/dressing.html)へ。