地元の出荷工場「東京エッグ」
玉子の黄身が濃くて、食欲をそそられる――。
西東京市泉町にある玉子出荷工場「東京エッグ」が敷地内に24時間稼働する玉子の自動販売機=下写真=を設置し、近隣で話題になっている。
東京エッグは、都内では数少ない玉子の出荷工場で、茨城県、群馬県、千葉県から毎日新鮮な玉子を入荷し、1日約25万卵(約12トン)を大手スーパーなどに配送している。
自動販売機は「地元の方々にぜひ食べてみてほしい」と10月に新設したもので、温度管理ができる優れもの。現在、近隣スーパーでは売られていない「恋し、きみへ」という商品名の玉子を、10個・350円で販売している(3パックなら1000円)。
ユニークなその商品名は、黄身の濃さにちなんだもの。この玉子のために飼料(エサ)を新規開発し、霞ヶ浦に面する自然豊かな茨城県行方市の鶏たちに与えている。ビタミンEなどが強化されて味が濃く、一方で生臭さがないのが特長だ。
「色も味も濃いので、これからの季節はすき焼きにもお薦めですね。加熱しても色は濃いままなので、オムレツなどにもぜひお使いください」
と工場長の長嶺寿さん。新鮮なので卵白がぷりっとしており、目玉焼きなら白身も美味だ。
直販は火・金
工場併設の窓口では、火・金曜の午前10時から午後4時(正午から1時は休憩)に直接販売も行っている。規格外の3L・10個230円などが人気(規格外品は売り切れ次第終了)。お試しを。
[東京エッグ]
☎042-421-6664
西東京市泉町2-2-17