このほど、西東京市田無公民館ロビーに「身近な川のわくわく壁面水族館」が登場した。
東久留米市を流れる落合川を絵で再現し、そこに同川で撮影した魚の画像を〝泳がせて〟いるもの。縦約185センチ、横約370センチと大型で、猛暑のなか、来館者への一服の清涼剤となっている。
企画したのは、同館分館長の山本裕美子さん。今年4月にリニューアルオープンした同館では、約1年ほど充実した自主講座ができなかったこともあり、今年度は親子対象の講座に力を入れている。そこで、昨年好評だった他館の企画をヒントに、「幅広い世代が好奇心をかきたてられるものを」と発想した。
作成には、「東久留米・川クラブ」の豊福正己さん、小松原昌男さん、西東京市民の森あゆみさん・優利亜さん親子、公民館専門員の山田佳子さん、さらに、多摩六都科学館学芸員など多くの人が関わった。
なお、同公民館では同川に行って魚や自然に触れる連続体験講座を20日㈯、21日㈰、9月4日㈰に開く。同市在住の小学4~6年と保護者対象。詳細は同館(☎042・461・1170)へ。