お盆休みや終戦記念日といった、いつもとは違う時間の流れる8月。コロナ禍も3回目の夏です。さらに異常気象による豪雨や猛暑のなか、物騒な事件もおこって、みんな心の平静を保つのが容易ではありません。
学生さんたちは、長い夏休みをどのように過ごしているのでしょうか。
暦を見れば、今月は五黄土星年の五黄土星月。気学(九星学)の立場から見れば、五黄土星は天変地異などをあらわす「壊乱の星」。
それが、年と月とで重なって中宮にいるのですから、何が起こってもおかしくはないでしょう。
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・・・というわけですから、今月はどの本命星の方も、生活の面でいつも以上に細心の注意が必要です。お出かけの際には、天気予報、コロナ情報など、行く先の状況をよく調べて、しっかりと不安材料を取り除いておくことが大切です。
また、水や飲食物に関して、食中毒、アレルギーなども気になるところです。ご自身の体質についてもよく考えて、薬の準備など、転ばぬ先の杖、といきたいものです。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
新しい趣味や習い事に着手は吉。水回りの掃除で運気アップ。
今月始まったことは、すべて長びく傾向があるから、よい人間関係、よい習慣を身につけることが得策。人ともモノとも新しい出会いは将来有望だけれど、異性問題には要注意。現れる相手は、後々トラブルのタネになりそう。気分が落ちこんだら、身の回りの整理整頓を。特に水回りを乱雑にしていると、人から誤解されるようなことがおこりやすくなる。
二黒土星
帰省、墓参、地域のイベント参加、自分の根っこをよく見て。
地味ながら、ジワリ運気は上昇中。いつでも地に足がついているのが、二黒の強み。今月は特にご先祖様の守りも強い時、しっかり語りかければ思いは通じる。少々気になっている問題は、今月中に片をつけておきたい。そして、目標達成のためには何をすべきか、よく考えて。旧友と語り合うことで、双方、生活のヒントが見つかる。
三碧木星
チャレンジャーの面目躍如。恋も仕事もちょっと上を狙って。
もともと活動的な三碧は、勢いにのったら強い。今月は大波にのって、グンと進める時。ただし、何事も集中力を持続させないと、空中分解してしまう危険も。また、成果が大きく現れて評価される反面、隠し事も広まりやすい。人によっては税務署の調査や、書類上の問題が浮上する危険も。
四緑木星
大願成就。商談、縁談もいい方向に。旅先にもチャンスの芽。
物事まとまりやすく、すべて整っていく時。これまで努力してきた仕事も、いよいよ形になってくるし、長らく体調が今イチだった人も良くなってくる。人から何か誘われたり、新しい話を聞いたら前向きにとらえて。遠方や初めての場所への旅にツキ。コロナに用心しつつも、行動半径を広げてみたい。
五黄土星
本領発揮なるも慢心が怖い。体調を整えるには、温泉が有効。
よくも悪くも個性がはっきりと出てしまう時だけに、実力のある人ほど、自信過剰に陥りやすい。また、ふと気が緩んでケアレスミスをすることも。忘れ物、落とし物にもご用心。気を引き締めながら、本業に集中したいところ。公私とも、自分の思いは通りやすい。計画の発表、依頼事なども有利。
六白金星
超多忙で昇進、スカウトもあり。人のお世話も、楽しみながら。
実力が認められて、重要な仕事を任されたり、公私ともに何かと頼られる。もともと親分肌の六白にとって、疲れるけれど充実感のある月。一方で、贅沢や、大きいことをしてみたくなることも。今月、投機的なことで失敗する人は勝負運がない。今後は手を引いたほうがよい。また、誰彼にエラそうな顔をするクセにもご用心。
七赤金星
芸は身を助ける。宴会のスターは、場を盛りあげて、福の神。
レジャー運好調。芸達者な七赤は夏のイベントでも活躍できそう。歌や踊り、楽器などが得意な人は、それが副業につながることも。また、今月なにか特技修得着手もいい。七赤にとって、芸は一生の宝。それを、楽しみながら身につけてほしい。一方で、今月は出費多く財布は軽くなる傾向。でも、それやこれやグチりだすと、運気がしぼんでしまう。
八白土星
変化の波は味方。本業は守りつつも新しい何かに挑戦したい。
環境や心境の変化に対しては、自分の直感を信じて結果は良好。新しい趣味や特技修得に着手するのもいいし、異業種の人との交流もいい。積極的に行動することで、世界が広がり、新しい自分発見も。ただし、仕事、本業については、従来のやり方を継続するのが基本。ちょっと暇になったり、逆に多忙になったりしても一喜一憂しないで。
九紫火星
カンも冴えて、華やいだオーラ満開。自意識過剰は抑えて。
賑わいの中心人物になるなど、活気のある月。リゾート地にもツキはあるが、格好いい九紫はちょっとミエっぱり。そのため損をすることもあるから、ご用心。一方、今月は頭の働きも好調で、学業、研究の成果があがる。折しもコロナ再拡大、学生さんは夏休みを利用して家で勉学に励み、ライバルに大差をつけるチャンス。
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか