小平市にある武蔵野美術大学 美術館・図書館で、「みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ」と「原弘と造型:1920年代の新興美術運動から」の2つの企画展が開かれている。
いずれも8月14日㈰までと、9月5日㈪から10月2日㈰まで(「みんなの椅子」のみ一部展示替えあり)。
「みんなの椅子」では、同館が1967年の開館以降集めてきた約400脚にも及ぶ近代椅子の中から、精選した約250脚を展示し、近代椅子デザイン史を俯瞰する。
「原弘~」では、日本のグラフィックデザインの黎明期をけん引したデザイナー・原弘の仕事のうち、1920年代を起点に、30年代から40年代にかけてをたどる。
開館は正午から午後8時(土日祝は午前10時から午後5時)。水曜休館。入場無料。大学キャンパス内だが、誰でも入館できる。詳しくは同館(☎042・342・6003)へ。