二十四節気の清明(5日)、穀雨(20日)とつづく4月は、日の入り時刻も6時台となって、いよいよ陽の気が濃厚になってきます。
17日には春の土用に入り、季節は春から初夏へと変わろうというころ。
世の中は戦争やコロナ、すわ地震か、節電だ、北のミサイルだ・・・・・・とあわただしく、人の心も揺れ動きますが、暦は淡々と繰られていきます。
これからしばらくは、1年中で最も若々しい「気」にあふれた季節。こんなご時世だからこそ、心を鎮めて春の日差しを体いっぱいに浴びて、自然の活力を取りこみたいものです。
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・・・とはいうものの、今月は花粉症やぜんそく気味の方にとってはつらい季節。4月といえば十二支では辰の月ですから、実際、どの本命星の方も、のどや呼吸器に関しては特段の注意が必要。不調は長びく傾向にありますから、早めの治療が肝心です。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
年長者の覚えめでたく、多忙も嬉しい。勝負事ではポカ連発。
公私とも多忙で、仕事も人のお世話も苦にならない。一方、いつもは地味目な一白も今月はちょっと贅沢、散財傾向も。古い問題が蒸し返されたら不利、さりげなくスルーしたい。本業に力を入れれば周囲も認めてくれるし、結果は良好。人生、いい感じに回っていくけれど、投機的なことではカンが狂って後悔のホゾをかむことに。
二黒土星
飲食の楽しみ多く、モテ期到来。とはいえ仕事の手抜きは厳禁。
新しい出会いもあり、恋愛運も好調。一方、本業でも頼られることが多く、ここでやる気と実力を見せたいところ。ついつい遊び優先にしてしまうと、残念なことにもなりかねない。地味な仕事も骨惜しみせずやっていくと、後日、思わぬチャンスに恵まれる。出費はかさむ傾向。家の西側をきれいにすると、金運、恋愛運とも上昇。
三碧木星
得意の芸で場を盛りあげて人気者に。変化の兆しは吉とでる。
新しい出会いの多い新年度、もともと元気のよい三碧はいよいよ本領発揮。いまだコロナ禍の沈滞ムードはあるものの、歌や楽しいおしゃべりを発信したら、状況にも変化。さて、ここで一呼吸。今までとちょっと違ったことをしてみる。少しだけ方向転換をしてみる。それが、今年の大きな飛躍へとつながる。
四緑木星
2度あることは3度ある。ケンカ、散財、うまい話にご用心。
周囲の華やいだ雰囲気にのせられて、自分の気分もちょっと上滑り。モテて喜んでいるうちに、カモにされたり。物事は、吉凶ともにくり返される暗示がある。吉事がおきたら神に感謝、凶事がおきたら続発を警戒して。いずれの場合も、後におこるものほど大きくなっていく。自分の気持ちを引き締めることが大切。
五黄土星
退一歩、守りの姿勢で無難。迷ったら先輩や専門家に相談を。
気力、体力とも低迷気味。こんな時は、何事も強引に出てはダメ。公私とも、今までのやり方を守りながら、状況をじっくり見つめてみて。ふと新しい策を思いつくこともありそう。迷ったり、逆にひらめくことがあったら、信頼できる知人や専門家に相談するのが得策。焦って独断で暴走してはいけない。
六白金星
気力復活、準備態勢整えて。トラブルは小さいうちに対策を。
気分も安定して、やる気もでてくる時。でも、ここで急発進してはダメ。今月は周囲の状況、足下をしっかりと見て、活動のための環境を整えていくことが先決。何かと雑用が多く、人間関係でも厄介なことが多い。切るべき縁は、切ることも必要かも。それが、来月以降の強運の波にのるためのカギとなる。
七赤金星
明るい個性全開で笑門来福。過去の努力も花開き昇給もあり。
これから初夏にかけては、賑やかなことの多い好運期。楽しいおしゃべりで場を盛りあげたら、福の神も来ようというもの。とはいえ、調子にのって進みすぎると空回りということも。でてくる話はややオーバーで、根拠が乏しいきらいがある。恋も仕事も手を広げすぎず、的を絞りこんで着実に。
八白土星
万事まとまりやすく縁談も好調。積極策で、少し上を狙いたい。
いい流れにのって物事が成就する時。力の出し惜しみをしないで、難題にもチャンレンジしてほしい。交渉事はやや長びく傾向があるけれど、途中で気を抜かないこと。遠方や思いがけない方向から耳よりな情報が入ってくるから、広くアンテナを張っておくといい。ウォーキング、サイクリングで気分転換を。
九紫火星
周囲がゴタついて意気阻喪。雑音は気にせず本業に集中して。
やるべきことはいろいろあるのに、足下ではトラブル続出。ヘンなウワサが立ったり、人間関係も難しい・・・。でも、それは一過性のもので、そう根深いものではなさそう。焦らず、自分がいまやるべき仕事を第一に進めて。心身を整えるために温泉は有効だけれど、旅行は失せ物などの心配があるから、しっかり者の連れがいると安心。
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか