趣味と健康の還暦野球で40周年 「東京さざんか倶楽部」

2022年3月16日

連盟登録1号の伝統チームがメンバー募集

「還暦野球」をご存じだろうか?

昨年は大リーグの大谷翔平選手が日本を沸かせたが、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治などの往年のプロ野球選手に憧れた少年たちが60歳を越えた今も元気に球を追っているのが還暦野球。経験はさまざま。かつての草野球少年だけでなく、中には元甲子園球児や元プロ野球選手も交じって少年時代に戻って野球に興じている。

そんな還暦野球の43チームが集まって東京都還暦軟式野球連盟を結成。「東京さざんか倶楽部」は連盟の登録番号1番の伝統あるチーム。今年で設立40周年を迎える。西東京市ひばりが丘総合運動場「ひばりアム」の野球場で毎週月曜日と水曜日に練習する、西東京市に拠点を置くチームだ。最高齢94歳、最年少60歳の44人が所属している。

東京さざんか倶楽部のメンバー

 

春と秋には、連盟主催の土曜日開催の還暦リーグと、70歳以上で月曜日開催の古希リーグがある。他に、全日本還暦軟式野球連盟主催の大会にも参加しており、これまでに東京都還暦軟式野球連盟理事長杯(2019年)などの優勝歴もある。

代表の高野隆さんによれば「気力・体力を養い楽しく一日でも長く野球をやりたい人たちの倶楽部」を目指しているとのこと。

趣味と健康を兼ねて野球を楽しむ仲間を求めているそうだ。

詳しくは事務局(☎090・5521・4486、tokyosazankaclub@gmail.com)へ。

編集部おすすめ

1

弱者に優しい社会へ、情報共有を 44歳で肺腺がんステージ4と診断され、2人の子どもを育てながら闘病を続ける水戸部ゆうこさん(50)の企画で、23日㈯㈷に小平市中央公民館で、がん関連の情報を広く伝えるオ ...

2

二十四節気の立冬(7日)と小雪(22日)を迎える11月は、いよいよ冬の始まり。 二十四節気とは、1年を24の期間に分け、それぞれ季節的な特徴を表す名称をつけたものです。 すこし前のデータになりますが、 ...

3

11月23日、市民の企画で 参加者募集中 西東京市と周辺市区を舞台に、時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回って得点を集めるイベント「西東京シティロゲイン2024」が、11月23日(土)に開かれ ...

4

ワークショップのお披露目、トークセッションも 誰もが生きやすい社会を目指して、主に映像を用いた地域交流イベントやワークショップなどを行っている「にじメディア」が、11月28日(木)から30日(土)まで ...

5

 27階建て大型ビルの工事現場に、市民の思いを 公共施設が入る予定の工事現場の仮囲いに、小平の未来のイメージ画を飾ろう――。 西武国分寺線・拝島線「小川駅」西口前で建設中の再開発ビルを巡り、 ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.