小平市にある「国立精神・神経医療研究センター(NCNP)」に設置されている「摂食障害全国支援センター」が、先ごろ、摂食障害の電話相談を受けたり、SNSで情報発信を行う「相談ほっとライン」を開設した。
いわゆる拒食症や過食症は全国で22万人の患者がいると推定されており、精神疾患の中では最も死亡率が高い(約5%)。
一方で、専門性の高い治療を行える施設は限られている実情があり、また、患者にとっては、来院自体が精神的負担になりやすい面もある。
そうしたことから、より垣根の低い電話相談やSNSでの対応を充実させるもので、本人はもちろん、家族、学校や医療関係者からの相談にも応じていく。
なお、運営は、千葉県摂食障害拠点病院になっている国立国際医療研究センター国府台病院に委託した。
「相談ほっとライン」の電話番号は左記。
☎047・710・8869。
受け付けは火曜・木曜の午前9時から午後3時まで。
詳細はホームページ(https://sessyoku-hotline.jp/)参照を。