清瀬市郷土博物館の民俗展示室が先日リニューアルされ、国の重要有形民俗文化財の「清瀬のうちおり」が常設展示されるようになった。
「うちおり」は、農家の女性たちが、売り物にならない屑繭や残糸などを活用して織った布や着物のことで、同市では2017年3月に、469点が国の重要有形民俗文化財に指定されている。
展示コーナーでは、この469点を含めた多くの資料を60日ごとに入れ替えて紹介していく。
同博物館では「代々大切に受け継がれてきた『うちおり』が現代社会にもたらす意義は、まさにSDGsに通じるもの」とPRしている。
入館無料、月曜休館。
詳細は同館(☎042・493・8585)へ。