小平市にある国立精神・神経医療研究センターが、うつ病の新しい治療法の研究費に充てる寄付をクラウドファンディングで募集している。
磁気の力を利用して脳の神経細胞に刺激を与えるといううつ病の治療法が、より短時間かつ多くの病院でできるように研究するというもの。
寄付金は、臨床研究に必要な医療機器の購入費などに充てる予定で、目標金額として1200万円を設定している。
同センターでは、研究を広める機会にもなるという考えから、今後も、クラウドファンディングを積極的に利用する意向でいる。実施は今回が初だが、併せてクラウドファンディングサービス会社の「READYFOR」と業務提携も始めた。
寄付は3月31日午後11時まで。寄付額に応じて、出張講演会などのお礼が用意されている。サイトは「シータバースト レディーフォー」で検索できる(https://readyfor.jp/projects/ncnp_aitbs)。
詳細は同センター(☎042・341・2711)へ。