2050年には二酸化炭素排出量をゼロに――小平市は今月8日、「小平市ゼロカーボンシティ宣言」を行った。
気候変動が地球規模の問題となっているなか、二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることで、その危機的状況を回避しようと訴えるもの。「環境にやさしいまち『エコダイラシティ』を確立する必要」などと盛り込んでいる。
具体的な取り組みはこれから検討する予定だが、同市ではこれまでも、公共施設への太陽光発電の設置のほか、家庭からの二酸化炭素排出量を算出する環境家計簿などの活動を続けてきている。環境家計簿は市民団体と協働するもので、過去に環境省主催の「グッドライフアワード」で特別賞を受賞している。
「宣言」は、同市の太陽光発電イメージキャラクター「ソラミ」らと共に、小林洋子市長によって行われた。