東久留米市の新市長となった富田竜馬市長が、12月28日(火)に初登庁し、午後に、就任記者会見を開いた。
冒頭、就任の挨拶として、「トップリーダーとして先頭に立って汗をかき、やれる、できるの気持ちが市全体に広がるように努めたい」と意気込みを語り、重点施策として、市民に優しいデジタル化、公共施設の再編成・マネジメント、子どもたちへの投資、の3つを示した。
25歳で初当選してから民主党の議員として活動した経緯もあり、自民党・公明党の推薦を得た今回の選挙について「党派を超えて支持をいただいた」と強調。基本的な方向性として、これまでの市政を継承していくことも明言した。
候補者の中で立場の分かれた中学校給食の弁当併用スクールランチ方式については、同方式が用いられた経緯にも触れ、「選択式の良さもある」としたうえで、「温かいおかずが提供できるようにしたい」と語った。
なお、当初の就任は1月20日の予定だったが、並木克巳前市長が体調不良を理由に急きょ退職したため、投開票日から2日後の就任となった。「支持してくださった方への挨拶もできない中での就任となり、正直、もう少し時間がほしかった」と本音を漏らす場面もあった。
市長就任会見の様子は以下の動画をご参照を。重点施策について語った部分を中心にダイジェストで掲載。