原発避難者ら相馬盆唄など 「西東京けやきの会」の指導受け、23日披露

2021年10月5日

郷土舞踊などに取り組む「西東京けやきの会」と、原発避難者らでつくる「みちのく・まほろば会」が、23日(土)正午から、西東京市コール田無で相馬盆唄や東京音頭の踊りを披露する。
西東京市民文化祭の一演目。

「まほろば会」は、西東京市に避難してきた人たちと支援者らによる団体で、交流の場となっている。現在は会津木綿を使ったマフラーやスカーフなどの制作・販売活動も行っている。

両者の出会いは、「けやきの会」で踊りを指導する上野八重さんが、「盆踊りを通して支援ができないか」と働きかけたのがきっかけ。同市福島県人会を通してつながった。

「みちのく・まほろばの会」メンバーは、西東京市福島県人会のオレンジの法被を着て踊る予定。写真中央の黒い服の女性が、踊りを指導する上野さん

 

「まほろば会」代表の後藤恭子さんは「何も分からずここに来たが、本当にいい人たちに囲まれて10年を過ごせた。感謝を込めて踊ります」と話している。

なお、「まほろば会」は、25日にも、午前10時から午後3時まで、田無アスタ・センターコートで出店を予定している。

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