新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅療養者が増えるなか、小平市と西東京市が、食料品などを届ける支援を始めた。
自宅療養者に対しては、東京都の「自宅療養者フォローアップセンター」が1週間分の食品などを届ける事業を行っているが、配送されるのは依頼から2日後であるうえ、数日待たされることもあることから、隙間を埋めるサポートとして各市が着手したもの。
両市とも、配付するのはレトルト食品やトイレットペーパーなどで、おおむね3日分。西東京市では、防災備蓄品を充てる。
小平市では、新規に物品を買いそろえており、レトルト食品のほか、ゼリー、缶詰、野菜ジュース、マスクなどと充実した内容。濃厚接触者と認定された一人暮らしの人も対象としている。
両市とも、申込制。申込時に感染等についてのヒアリングがあり、認定されてからの配付となる。配付は「フォローアップセンター」からの配付が受けられていない人が対象。
小平では1日10~15箱
小平市では、先月21日から緊急施策として実施。26日までの約1週間の状況では、1日当たり概ね10~15箱の配付が行われたという。
西東京市では26日から始まっている。
東久留米市では、8月27日現在では、実施されていない。
なお、自宅療養者数は、日によって変動はあるが、西東京市で400人程度、小平市で300人程度となっている。
申し込みは以下から。
西東京市健康課090・2531・7139=申込専用電話/聴覚障がいがある人のみファクス可(042・422・7309)
小平市健康推進課042・346・3701