お好きな花で祭壇を作れます

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

ご葬儀で記憶に残ることの一つが、祭壇です。  

特に生花祭壇は、その人らしさを出しやすいため、奥野式典では「同じ値段ならどこよりも大きく」をモットーに祭壇作りに力を入れています。  

 

ひまわりの花祭壇  

つい先日は、「明るい、ひまわりのような女性だった」というご家族の言葉をヒントに、ひまわりとバラを用いた生花祭壇を作りました。  

「こんな華やかな祭壇もできるのですね」  とご家族からは、驚きとともに「彼女らしい」と喜んでいただきました。

バラや桜も  過去には、深紅のバラや桜で生花祭壇をお作りしたこともあります。  

特に深紅のバラは、お祝いごとで贈るイメージもあり、祭壇で用いるのは珍しいのですが、決してタブーではありません。あくまでも重要なのは、「その人らしさ」です。

このケースでは、ご家族からご要望を受け、それにお応えしました。

 

好きな花の良さ  

好きな花や、その人らしい花で祭壇を作るのには、大きな意味があります。

一つは、季節が巡り、その花を見るたびにその人を思い出せるということです。  

そして、もう一つは、大好きな花で包んであげられるということ。今は、棺のふたを閉める前にお花を棺に納めるのが一般的です。

ぜひ、人生の最後の時を大好きな花で囲んであげてください。  

当社では、これまでに作ってきた生花祭壇の写真をお見せできます。ご予約のうえ、ぜひ見にいらしてください。  

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

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