猛暑にお勧めの「自宅葬」

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

 

普段でも気が滅入るご葬儀ですが、猛暑の折は、さらに気落ちします。

外出するだけでも熱中症の恐れがあるのに、喪服を着なければなりませんから、苦痛は倍増です。そのうえ今はマスクまでしなければなりません。

そんな夏場に、多少でも負担を軽減して施行できるご葬儀の方法があります。ご自宅での葬儀です。

前回も「自宅葬」が増えているとご紹介しましたが、「会場費がいらない」という費用面のメリットだけでなく、ご自宅の場合は自分たちのペースで葬儀が執り行えます。もちろん、出掛ける必要もありません。

この猛暑の折、特にご高齢者のいるご家庭では、なるべく出掛けずにご自宅でできるご葬儀を検討してみてほしいと思います。

もちろん、ご自宅のご葬儀にもデメリットはあります。一つは、大勢の弔問客を迎えにくいこと。また、式を行うにも、間取りの関係でスムーズにいかない場合もあります。

奥野式典では豊富な施行経験を元に、ほとんどのケースに対応していますが、お住まいの間取りによっては工夫が必要なこともあります。急な場合でも、まずはご相談ください。

 

家族相談の機会  

ところで、お盆前にいつもご案内することですが、仏事があるこの時期は「私のときは…」と家族会議を開くのに絶好のタイミングです。

ぜひ、本音で話し合ってみてください。事前の情報収集などが必要でしたら、遠慮なくお気軽に当社までお電話を。 

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

編集部おすすめ

1

弱者に優しい社会へ、情報共有を 44歳で肺腺がんステージ4と診断され、2人の子どもを育てながら闘病を続ける水戸部ゆうこさん(50)の企画で、23日㈯㈷に小平市中央公民館で、がん関連の情報を広く伝えるオ ...

2

二十四節気の立冬(7日)と小雪(22日)を迎える11月は、いよいよ冬の始まり。 二十四節気とは、1年を24の期間に分け、それぞれ季節的な特徴を表す名称をつけたものです。 すこし前のデータになりますが、 ...

3

11月23日、市民の企画で 参加者募集中 西東京市と周辺市区を舞台に、時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回って得点を集めるイベント「西東京シティロゲイン2024」が、11月23日(土)に開かれ ...

4

ワークショップのお披露目、トークセッションも 誰もが生きやすい社会を目指して、主に映像を用いた地域交流イベントやワークショップなどを行っている「にじメディア」が、11月28日(木)から30日(土)まで ...

5

 27階建て大型ビルの工事現場に、市民の思いを 公共施設が入る予定の工事現場の仮囲いに、小平の未来のイメージ画を飾ろう――。 西武国分寺線・拝島線「小川駅」西口前で建設中の再開発ビルを巡り、 ...

Copyright© タウン通信 , 2024 All Rights Reserved.