サッカーJ1リーグの「FC東京」では、健康や運動・スポーツを楽しむための基本的な能力獲得を目的に製作した「あおあかドリル」という「運動ドリル」を、東京都内の公立小学校に無償で配布することになりました。
7月上旬より、府中市、三鷹市、調布市、小平市、西東京市、小金井市内の103の公立小学校1年生児童(約10,400人)を対象として配布。
体育の授業をサポートする副教材として活用してもらいたいとのことです。
コロナ禍でも、子ども達に体を動かす楽しさを伝えたい
「あおあかドリル」は、昨年(2020年)のコロナ禍で外出制限期間中に、子ども達に室内でも体を動かす楽しさ・きっかけを提供したいと製作した運動ドリルをもとにして、地域の教育委員会と検討を重ね、学習指導要領の「多様な動きをつくる運動遊び」領域での活用を中心に製作されました。
ドリル本体は、A4判横長サイズで40ページ、フルカラー印刷。
各ページに、ボールを活用した「ボール運動」の基礎となる動きをコマで紹介し、難易度ごとにクリアしていくことで、子ども達が達成感を味わいながら、中・高学年でのより高度な動作習得につなげていく狙いがあるそうです。
ドリル内には、FC東京チームマスコットの「東京ドロンパ」が随所に登場し、低学年の児童が楽しく取り組める工夫がされています。
「サッカーやスポーツ、仲間と一緒に身体を動かす楽しさを感じて欲しい」という想いから、地域や小学校で子ども達と一緒に活動する「キャラバン隊」など、さまざまなサッカー・スポーツの普及活動に取り組んできたFC東京ならではの内容といえるでしょう。
今後は、ドリルを活用している小学校や教育委員会と連携して、FC東京のコーチが学校を訪問し、実際の授業で子ども達と共に活動することを予定しているそうです。
詳しくは、FC東京公式ホームページ まで。