東京スカイツリーデザイン監修者として著名な彫刻家の澄川喜一さんが、2020年に文化勲章を受章されたことを記念し、氏の作品を紹介する特別展が清瀬市郷土博物館ギャラリーで開催されます。
開催は、7月3日(土)~8月1日(日)の午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで。7月の月曜日は全て休館)。
澄川喜一展のチラシ画像(清瀬市ホームページから転載)
清瀬けやきホール建設への協力など、地域文化に貢献
澄川さんは島根県出身で、東京芸術大学の学長等を歴任し、後進の育成に携わりながら数々の作品を発表して来た日本を代表する彫刻家です。
1961年から50年以上にわたり清瀬市にアトリエを構えており、清瀬市民センター再整備検討委員会の委員長として「清瀬けやきホール」の建設に尽力、清瀬けやきホールのエントランスにある壁面レリーフ「清瀬の流れ」と「日月」、清瀬市中央公園の「平和の塔」などを地域に残しています。
清瀬市の文化向上に多大なる貢献があったとして、2020年6月に、清瀬市名誉市民に選定されました。
澄川さんの代表的な作品に触れられるこの機会に、郷土博物館へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
澄川さん本人による記念講演会や親子向けギャラリートーク等、関連イベントも多数実施予定です。日時の確認、申し込み等の詳細は、郷土博物館ホームページをご覧ください。
問い合わせは、郷土博物館事業係(☎042-493-8585)まで。
◎特別展「澄川喜一展」
2021/6/18
国の重要有形民俗文化財「清瀬のうちおり」調査報告書刊行
清瀬市の旧家・森田家から寄贈されたボロ(襤褸)と呼ばれる布地や端裂などを収集・整理した報告書が、清瀬市郷土博物館から刊行されました。 ボロ(襤褸)は、農村の女性が、屑まゆから取った絹糸や木綿糸など手持ちの材料を使って家族のために織った素朴な織物のこと。「うちおり」とも呼ばれます。 「清瀬のうちおり」は、明治時代から昭和20年頃にかけて織られた縞織物が中心で、所有者からの聞き取りにより、いつ頃誰がどこで何の目的で織ったのかが明らかにされているものが多く、この時代の生活や習俗、衣文化を知る上で歴史的価値が高い ...
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2015/9/9
「きよせ郷土カルタ」発売
清瀬市郷土博物館開館30周年を記念し、「きよせ郷土カルタ」が制作されました。 きよせ郷土カルタ(清瀬市ホームページより転載) 『「や」柳瀬川 桜並木と 富士の山』など、市内の文化財、民話、施設、景観、特産品などを題材に選定しています。 同制作委員会委員長で武蔵野美術大学名誉教授の根岸正さんが44枚の絵札の原画を描いています。 販売場所は同館、同市役所、松山・野塩地域市民センター、同市中央図書館です。 価格は1000円。 詳しくは同館事業係(042・493・8585)へ。
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