コロナ禍で孤立しがちなママたちをサポートしませんか?
地域で子育てを支え合う活動「ホームスタート」の訪問ボランティア養成講座が、7月から9月にかけて西東京市で開かれます。
先駆けて今月17日に説明会を実施。子育て経験のある人、ぜひご参加を!
コロナ禍で増すニーズ ママの孤立防げ!
「ホームスタート」は、産前から未就学児の子どもがいる家庭を、研修を受けたボランティアが訪ねるという活動です。
母親の話を聞いたり、一緒に外出するなどして、子育ての孤立感や不安感を和らげていくものです。
イギリス発祥の世界各地に広がる活動で、西東京市では、NPO法人「ワーカーズ・コレクティブ ちろりん村」によって2013年から続けられています。
基本的には話し相手になるという活動だが、子育てに不安を覚えている母親たちには大きな支えになるそうです。
特に、市外からの移住者の多いこの地域では、近くに友人がいない、そもそも地域のことが分からない、という人が少なくなく、子育てが孤立しがちな傾向があります。
加えてコロナ禍となり、訪問ボランティアのニーズは増しているそうです。
「外出しにくいため、一日中子どもと2人きりの状況になりがち。また、リモート勤務の影響で夫婦関係の悩みを持つ方も出ています。最近は、経済的な悩みを持つ方も増えています」
現状をそう話すのは、同会代表の吉田朋子さん。
吉田さんは、「地域の子育て経験者に、ぜひ参加してほしいです」と呼びかけています。
講座はボランティア参加の意思がある子育て経験者が対象。
7月1日から木曜日に同市住吉会館ルピナスで全8回実施。
先駆けて今月17日午後2時から4時まで、同所で説明会が開かれます。
講師はホームスタート・ジャパン事務局長の山田幸恵さん。無料。
詳しくは同会(042・425・0788 https://npo-chirorinmura.com/)へ。