田無駅南口前で行われている「わいわいフードパントリー」が6月末まで延長されることになりました。
食品等を無料で配布する取り組みで、子ども食堂を続けてきた市民団体「西東京わいわいネット」が昨年10月から主催してきたものです(前回記事)。
当初は3月末までの実施予定でしたが、コロナ禍が収まらないなかで「続けてほしい」という声も多いそうで、寄付などによって資金面のめども付いたことから3カ月の延長を決めたとのことです。
池澤隆史新市長が訪問
4月の初回となった3日(土)には、午後3時のオープン前に、新市長の池澤隆史市長が訪問。これまでの活動について、スタッフから説明を受けていました。
池澤市長は初めて同所を見学したとのことで、「オープン前からたくさんの子どもたちが並んでいて、ニーズを感じました。6月までの暫定予算にも子ども支援のための補助金を組み込みましたが、7月からの本予算も良い予算にしたいと思います」と話していました。
一方、運営側では、「『子どもど真ん中』を打ち出している池澤市長には期待しています」といったエールの言葉を口にするスタッフもいました。
市民の力だけでは難しい面も…
ただ、市民主体で続けるには活動の負担が大きいとのことで、今回の延長についてもメンバー間で議論があったとのこと。
代表の岸田久恵さんは「必要とされているのは感じているが、買い出しなどもあり、スタッフの負担は小さくない。市民主体でずっと続けるのは難しいと思います」と、6月末以降の再延長への言葉は濁していました。
「わいわいフードパントリー」は土曜日午後3時〜4時と水曜日午後7時〜8時に開催されています。
無料で食品を受け取ることができ、誰でも利用可能です(初回利用時のみ登録が必要、予約不要)。
なお、同会では、寄付(物品または運営費)も呼びかけています。開催時の店頭、もしくは、金銭の場合はゆうちょ銀行にて。
ゆうちょ銀行
【店名】〇一八
【店番】018
【口座】普 9912780
【名義】西東京わいわいネット