任期満了に伴う小平市長選挙が2021(令和3)年4月4日の投開票で実施されるのを前に、小平市の小林洋子市議会議員(フォーラム小平)が立候補を表明しました。
小林議員は立憲民主党に所属していましたが(11月に離党)、市長選挙には無所属で臨む予定です。推薦等は調整中とのことです(※1/28に追記。下記)。
まずは、出馬会見の様子を動画におさめましたのでご覧ください。
◎小林洋子さんインタビュー(2021年3月22日にインタビュー)
動画(27秒)
出馬会見で現市政を評価
12月17日に記者会見を開いた小林議員は、冒頭に、現職の小林正則市長に対して「16年の長きにわたって市制を牽引されてきたことに感謝の意を表したい」と評価する発言をしたのち、
「小林正則市長が16年前に公開、参加、自治、協働を掲げて市長に当選してから、閉鎖的だった小平市役所が劇的に変わり、オープンになった。その流れを途絶えさせることなく、独自の政策を打ち出していきたい」
と決意表明を語りました。
そして、「基本政策」として、
◎女性活躍社会の推進
◎庁内ICTを活用した業務改革
◎防災・減災に取り組む
の3つを発表しました。
現市政を継承したいという発言に対して、記者からは「現職市長の後継者ということか」という質問も飛びましたが、これについては「そこまで調整できていない」と現時点では否定。
小林正則市長は現在会期中の12月議会で次期選挙への不出馬を表明しましたが、小林洋子議員は「その前から立候補を決意していた」と明かしました。
ただ、現市政の流れを継承したいという意向については、小林正則市長にも伝えてあるとのことです。
※1月28日に連絡があり、推薦政党・団体が以下のように決まったとのことです。
「推薦:立憲民主党/国民民主党/共産党/生活者ネットワーク」
元TBSラジオ954情報キャスターなど
小林洋子議員は、1973年3月生まれの現在47歳(選挙時は48歳)です。市内の小中学校、都立小金井北高校、旅行関係の専門学校(アメリカ留学コース)を卒業後、民間企業勤務を経て、2011年に小平市議会議員に当選。現在3期目を務めています。
民間企業に勤務していた頃には、制作会社に所属し、TBSラジオ954情報キャスターとして活動したこともあったそうです。
なお、市議会議員については辞職するか検討中としつつ、記者会見では「最後まで頑張りたいと思っている」と話しました。
この場合、4月の市長選挙のときには、小林議員が抜けた分の補欠選挙は行われないことになります。
同じ会派から補欠選挙に岡田氏が出馬表明
今回の選挙では、市長選挙と同時に市議会議員の補欠選挙も実施されます。これは、今年9月に小野高一議員が逝去されたための欠員です。
この補欠選挙に向けて、フォーラム小平から、岡田しんぺい(慎平)さんが立候補を予定していることも紹介されました。
岡田さんは小平市出身の31歳(選挙時は32歳)で、ナレーター・声優業を経て、現在は実家の農園で農業に勤しんでいます。また、衆議院議員の末松義規議員の秘書も務めています。