小平市が、「(仮称)小平市第三次環境基本計画」の素案を作成し、市民の意見を募るパブリックコメントを行っています。意見募集は12月15日(火)までです。
「(仮称)小平市第三次環境基本計画」は、市が進めてきた「小平市地域エネルギービジョン」「エコダイラ・オフィス計画」「小平市生物多様性ビジョン」を包含する、環境に関する“総合計画”で、2030年度(令和12年度)までを計画期間としています。
従来の計画が掲げてきた「循環・調和・協働」を継続し、その「わ」で地域の環境保全を図ろうとしています。
環境保全の基本方針としては、「パリ協定」に象徴される世界の潮流に合わせ、脱炭素社会、循環型社会、多様な生きものとの共生などを掲げています。
例えば、2013年度(平成25年度)を基準年に2030年度(令和12年度)までに二酸化炭素排出量を30%減らすことを目標とし、具体策として電気自動車など(ZEV)の導入やLED化の推進などを明示しています。
ちなみに、公共施設におけるLED照明導入率は2019年度(令和元年度)では10.7%ですが、これを2030年度には80%にまで上げたいとしています。
こうした具体策も盛り込まれた計画素案は、12月15日までに寄せられたパブリックコメントを受けて最終的な調整がされ、来年度から運用されることになります。
計画の素案は、市ホームページ等で公開されています。
ホームページでは、環境政策課職員が作成した動画も公開されています(YouTube)。
環境キャラクターの「ソラミ」と「ヘラスンジャー」が掛け合いをしながら「環境基本計画」の位置づけや、素案のポイントなどを解説しています。約4分の動画です。
詳しくは市ホームページへ。