「一日葬」の具体例

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

 

前回、「新型コロナウイルスの影響で『一日葬』『直葬』(火葬のみ)が増えている」と書いたところ、たくさんのご関心を頂きました。

そこで今回は、奥野式典を例に、具体的なプランをお伝えします。

奥野式典の場合、「一日葬」は、以下のような流れで行っています。

①ご葬儀・告別式→②お花入れ→③出棺→④火葬→⑤会食→⑥御散会  

お通夜は行わず、全てを1日で行います。
ご葬儀・告別式では僧侶による正統な儀式をし、そのあと、御棺にお花を入れて最後のお別れをしていただきます。参列者のご負担が少ないのが、「一日葬」のメリットです。

気になるのは費用のことだと思いますが、奥野式典では、35万円・45万円・57万円・65万円などの金額別のプランを用意しています。大きな違いは、生花祭壇の規模です。

 

火葬のみの場合

もう一つの「直葬」ですが、こちらは葬儀は行わず、ごく少人数で火葬場でお別れするものです。

奥野式典では、御棺一式、骨容器一式、霊柩車、役所手続き代行、火葬場案内をセットにして15万円でお引き受けしています。これらは最低限必要なもののセットですが、これに加えて、ラストメイク(3万円)や別れ花(2万円~)などのオプションも用意しています。

少しオプションを足すと、納得のいくお別れにつながります。

 

事前相談のススメ

なお、特に「一日葬」の場合は、上記のプランに加えて、会場使用料、会食費などが別でかかります。「プラン」を選んでも、プラスのご負担があるのでご注意ください。

ご負担額は呼ぶ人数などでも異なります。

「そのとき」に慌てないために、事前相談が有効です。ご相談はご予約ください。 

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

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