マスクをしなきゃいけないけど、常に着けているのはわずらわしい。でも、カバンに出し入れするのも面倒で……。
そんな悩みを解消する新商品の情報が、編集部に届きました。
考案したのは、東久留米市の主婦。そして、気になる商品名は「マスク休憩中」。
さて、その商品とは……?
「7月の暑い時期に熱中症の話題などもあり、このままマスクを着け続けるのは大変だな、もしかして、マスクを胸に吊り下げられたら便利なのでは!? と思いつきました」
そう話すのは、ふだんからあれこれ着想するのが好きで、発明学会の会員でもあるという志藤美和さん。
考えついたのは、ネックレスの両端をマスクの紐と結ぶことで、手軽にマスクを吊り下げられるという商品でした。
眼鏡などでも見受けられる商品ですが、ポイントは、マスクの紐に過度の負担(重み)をかけてはいけない点でした。
同時に、取り外しが簡単にできるタイプでないと不便なため、着脱用のフックは、扱いやすいサイズが求められます。
もちろん、見た目の洗練度も重要です。
そうした点を意識しながらあれこれと組み合わせを模索し、最終的に、3つの商品を生み出しました。
1つは、金色のチェーンで、両端の金具は20ミリというタイプ。
もう1つは、シルバーのチェーンで、両端金具は16ミリ。
いずれも材質は真鍮・鉄・金メッキ・銀メッキで、重さは約2グラム。チェーンの長さは約50センチです。
3つめは少し雰囲気が異なり、こちらはレザータイプ。
レザーは黒、金具はアンティークゴールド色。材質はダイカスト、硬鋼線、真鍮、レザーで、重さは約8グラム。
レザーの長さは37〜70センチで、好みで選べるとのこと。
なお、このほか、天然石をつけるタイプなども考案しています。これからタイプが増えていくかもしれません。
気になる使い勝手は……
さて、気になるのは使い勝手ですが、利用者からの感想では、
・幅広のマスクにも簡単に着脱できて、使いやすい
・重そうに思ったけど、着けてみると、まったく重さを感じなかった
・アクセサリー感覚で使える。出先で何かを飲むときなどに便利
・アゴに掛けるのがいやだったので、とても気に入っている
・実用的。ただ、耐久性は少し気になるかも
といった声が寄せられているとのことです。
なお、商品は特許出願中で、発明学会にも納品しているとのことです。発明学会のオンラインショップでも購入できます。
志藤さんは、「マスク休憩中」専用のサイトも立ち上げ、通販もスタートしています(サイトはこちら)。
ちなみに、「マスク休憩中」のユニークなネーミングは、家族で知恵を絞ったものとのこと。
詳しくは公式サイトへ。