歪みが生じ、視力低下も進行していくようであれば、手術の適応時期と考えられます。
現在、多くの専門施設では極小切開硝子体手術で施行できます。具体的には、普段病院で採血する針より細い針で眼球に3~4カ所穴をあけて、眼球内に入ります。眼球内の硝子体と呼ばれる粘性、凝集性の強いゼリーを除去して、眼球の一番奥底の黄斑部にアプローチできるようにします。
膜などは透明なので、可視化できるように工夫をして、網膜に付着している黄斑前膜を極細の鑷子(せっし)で丁寧に剥がしていきます。
膜の増殖反応が強そうであれば、網膜の最外層である内境界膜(網膜は実は10層構造なのです)も剥がすことで、黄斑前膜の再発は防げるといわれていますが、この内境界膜を剥がすことと剥がさないことに差があるか否かは、研究結果がまだ一定していないため、ケースバイケースで術者にゆだねられる状況です。
剥がし終え、眼球内に異常がないことを確認したら、眼球に刺していた針を抜いて終了です。
体への負担は小さくなっている
以前は直径1ミリの穴のために縫合が必要でしたが、現在は直径が0.5ミリ以下のため、縫合しなくても問題ない場合が多いです。
硝子体手術は以前と比べこの10年で大きく改善され、侵襲が少なく施行できるようになりましたが、やはり人間の体に対する手術ですので、リスクも伴います。
各々違いますので、手術の際は医師にリスクを説明してもらうことをお勧めします。
2024/12/3
12月21日、西東京市で「ウクライナ避難民とクリスマス」
食堂「Nadiya」が主催 西東京市・小平市で営業しているウクライナ避難民食堂「Nadiya」のクリスマスパーティーが、21日(土)午後4時30分から7時30分まで、保谷ゴルフセンター(西東京市保谷町5の16の4)で開かれる。 ウクライナ料理付きで、3000円(学生1500円、子ども要相談)。要予約。 詳細は別當さん(070・8497・6964)へ。
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2024/12/3
クラリネット奏者・白川毅夫さん 清瀬で公演、1月に新作CD
東久留米市演奏家協会会員で、日本クラリネット協会理事でもあるクラリネット奏者の白川毅夫さんが出演するコンサートが、以下日程で予定されている。 【12月8日・清瀬聖母教会】 日時:12月8日(日)、午後2時~ 会場:清瀬聖母教会 (清瀬市梅園1-1-25) 共演:桂綾子さん(フルート)、大橋弘美さん(同)、山本靖子さん(同)、馬場眞二さん(バリトン)、川辺千香子さん(ピアノ) 曲目:エルガー「愛の挨拶」、リスト「愛の夢」ほか 入場料:2000円(学生1000円、未就学児無料) 特記事項:白川さんが清瀬聖母教 ...
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2024/11/16
元高校教諭の画家・石川義和(驢庵)さんの一周忌展
現在の東久留米総合高校や久留米西高校で教鞭を執った日本画家の石川義和(雅号は「驢庵=ろあん=)さんの一周忌展が、12月13日㈮から22日㈰まで国立市の宇フォーラム美術館(東4の21の10)で開かれる。 500円。16日㈪・17日㈫は休館。 ◎宇フォーラム美術館
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2024/10/30
東京北多摩散歩、初上映 11月28日~30日、にじメディアイベント
ワークショップのお披露目、トークセッションも 誰もが生きやすい社会を目指して、主に映像を用いた地域交流イベントやワークショップなどを行っている「にじメディア」が、11月28日(木)から30日(土)まで、活動拠点の一つとしている東久留米市で、「上映イベント~得意と好きで生きたい! お披露目展示会」を開く。会場は、成美教育文化会館(東本町8-14、地図)。 北多摩エリアの店・会社と障害者の交流を描く 7月から10月まで実施してきた「得意と好きで生きたい!」のワークショップのお披露目や、トークセッ ...
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2024/10/30
住み慣れた町を冒険しよう! 西東京シティロゲイン
11月23日、市民の企画で 参加者募集中 西東京市と周辺市区を舞台に、時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回って得点を集めるイベント「西東京シティロゲイン2024」が、11月23日(土)に開かれる。 市民有志が実行委員会を作って主催。「大好きな我が街『西東京』を多くの方に知ってほしい」と、参加を呼びかけている。 チームでも、個人でも参加可能 ロゲインはオリエンテーリングに似た催しで、回る順番に指定がないのが特徴。流れとしては、 1,地図を読んで作戦を立てる 2,町中に設定されたポイント ...
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伊藤 勇