多摩六都科学館内のカフェ「六都なおきち」が、9月1日までの期間限定で「昆虫食」のメニューを提供しています。同館が開催している「大昆虫展」に連動した企画です。
(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)
コオロギパフェとヴィシソワーズ
提供するメニューは2品。一つは、人気のソフトクリームを添えた「コオロギパフェ」(880円)。もう一つは、夏にぴったりの冷たいスープ「昆虫クルトンのヴィシソワーズ」(500円)。どちらも1日10食限定です。
食材は、店主自ら都心を回り、「これなら」と安心して使えるものを選んだそうです。
昆虫デビューならパフェで
さて、肝心の提供メニューのほうですが、コオロギパフェは、コオロギの粉末を混ぜたチョコレートブラウニーやミルクアイスを用いたもので、アイスクリームの甘さとチョコレートの苦みがマッチしているのが特徴です。
昆虫食デビューの方は、このパフェからが無難です。トッピングされているオケラ、バッタ、コオロギは、思い切って口に放り込みましょう!
コオロギパフェの映像はこちらから。こちらは40秒ほどのスペシャル映像で。店主の佐藤うららさんの解説付きで、どうぞ!
動画40秒
見た目は刺激的なヴィシソワーズ
もう一品、「昆虫クルトンのヴィシソワーズ」は、サムネイル画像をあえて案内ポスターにしました。
「虫は苦手!」という方は、下の動画は見ちゃだめです。結構グロテスクです。
……が、苦手意識のない方、(あるいは得意じゃないけど好奇心を抑えられないという方)は、ぜひご覧ください。
こちらも約1分のスペシャル映像で!
動画1分
「ゲテモノ企画ではなく、美味の料理として提供しています」
今回、同店が昆虫食メニューを提供するのは、注目を集めている昆虫食に出会ってほしい、との願いがあるようです。
店主の佐藤さんは「今は、嫌がる人が多い昆虫食ですが、何年か後には『あのときは、嫌がっていたよね』と笑い話になっているはずと思っています」と話します。
実際、昆虫食は世界的に注目されており、2013年には、国連食糧農業機関が、「世界の食料危機の解決のために栄養素が高い昆虫類の活用を推奨する」という報告書を出しているそうです。
そんな趣旨から同店では、”おいしい食材”として、昆虫を用いています。
データ
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昆虫食、実食レポート 多摩六都科学館で
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