清瀬市が取り組む「みつばちプロジェクト」をご存じでしょうか?
地域活性化を目的に、市役所の屋上でみつばちを飼い、ハチミツを採取するプロジェクトです。
市役所屋上で養蜂、ハチミツで地域活性化
スタートは2014年春。任命されたのは、未経験の職員4人。
当初は「無謀だ」「予算のムダ」「なぜ市役所で養蜂?」「あぶないのではないか!?」と批判の声がうずまいたそうですが、担当者たちは手探りで挑戦を続け、初年度に40キロのハチミツを採取できました。
それ以降、うまくいった年もあれば、思わぬ事態に直面する年もあり……。
試行錯誤は今も続いていますが、一方で、採取されたハチミツがふるさと納税の返礼品に使われるなど、プロジェクト自体は「市の顔」ともいえるほどに成長しています。
「きよはち」ブランドも誕生
このプロジェクトに当初からかかわる職員が、総務課の海老澤雄一さんです。
毎朝6時30分に来ては巣箱をチェックし、スズメバチがいれば除去しているという海老沢さん。養蜂作業の一方で、ハチミツを活用した地域活性化策にも取り組んでおり、市内の事業者をまきこんで、「きよはち」(=清瀬/ハチミツ)ブランドの製品を生み出すまでになっています。
「養蜂がうまくいくというのは、何よりも清瀬の自然の豊かさを証明するもの。今では、養蜂自体の効果が地域の生態系に波及し、市内にツバメなどの野鳥の姿も見られるようになりました。養蜂を通して、市民の皆さんにも、地域の自然を誇りに感じてほしいです」
と海老澤さん。
今回、海老澤さんに養蜂の成果や苦労を語っていただきました。
後半には、ハチミツを用いた製品もご紹介しています。少し長めの2分8秒の動画をどうぞ!
動画(2分8秒)
データ
清瀬市みつばちプロジェクト
◎市ホームページ https://www.city.kiyose.lg.jp/s011/020/20190603174656.html
◎友の会申込 mitsubachiproject@city.kiyose.lg.jp