6月は雨の月。
暦を操ると、今年は10日に「入梅」という記述があって、この日から約30日間は暦上で梅雨の時期(気象庁発表による、現代の梅雨入りとは少しずれがありますが)。このころの雨は農作物にとっては恵みの雨で、昔、農家では「入梅」が田植えの日を決める目安ともなったそうです。
陽から陰へと変わる時 人体の変調に注意
ただし、この時期は「陽」の気から「陰」の気へと季節は変わる節目でもあり、人間の体にも変調が起こりやすいもの。
わけても、今年は未曾有の新型コロナ禍。今後も、ひきつづき気を緩めずに、各自コロナ対策に取り組んでいく必要があります。
邪気を払うアジサイ
そんななかで、雨に濡れたアジサイの花は一服の清涼剤。アジサイはまた、邪気を払う花でもあります。家の南側に飾ることをよしとします。
今月はどの本命星の方も、目の不調にご用心。テレワーク、オンライン飲み会などでパソコン、スマホの活用が多いだけに、目の休養もお忘れなく。
一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年 |
二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年 |
三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年 |
四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年 |
五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年 |
六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、 |
七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年 |
八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年 |
九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年 |
(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)
[九星別運勢]
一白水星
いい知らせにやる気もアップ。スマホの達人は、さらに有利。
体力も戻ってきて、あちこちにアンテナを張れば、希望の光も見えてくる。人によっては遊びの誘いについフラフラと・・・。
でも油断は禁物、ここで気を引き締めて。多くの情報のなかに、「これは」と思う縁を感じるものがあるはず。
仕事にしろ恋愛にしろ、焦らず、じっくり時間をかけてモノにしたい。
二黒土星
やる気に反して、周囲の状況はまだまだ。変化の波にご用心。
日常生活復帰は時期尚早。対人関係で頭を悩ませているうちに、気分もだらけてしまいそう。
外出中の忘れ物にも気をつけて。公私とも今までの生活と違うことがおこってくるけれど、できるだけ従来のやり方を守る方向で進んで正解。
軽い運動は必要ながら、無理な動きは、逆に足腰の不調につながることも。
三碧木星
年長者との関係を良好に保って快調。うっかり発言は命取り。
何かと多忙で、公私とも活躍の場面が多い。
特に上司や年長者の期待も大きく、それだけ頑張り甲斐があるというもの。
ただし、独断独走には要注意で、これに舌禍がからめばせっかくの努力も水の泡。
三碧は、とかく言動が先走って失敗しやすい。まずは、人の意見をよく聞いて。異性関係では悪縁に注意の月。
四緑木星
仕事も恋もオンライン活用で快調。一方、外出自粛は続行を。
本来は、人との交流から仕事の場も広がり、多くのチャンスにも恵まれる時。
ただし、今年の特殊事情により、いまだ外にとび出すことは危険。そもそも危険はコロナだけでなく、インフルも食中毒も。
去年、体調をくずした人は特に感染症に要注意。婚活中の人は先月に続き有望。次の一手は、手紙作戦で。
五黄土星
いったん止まって、路線変更も。身内に関して嬉しいことあり。
テレワーク、巣ごもり生活などで生活のテンポが狂っただけに、とかく物事は渋滞気味。
反面、やる気爆発で、思いきった行動に走りやすい。
ここは、同僚、身内とよく相談しながら進めていってほしい。
人間関係は協調精神を発揮して、良好。
勝負事は吉凶両極。一発目がダメだった人は、以降もツキはない。
六白金星
周囲の雑音に惑わされないで。一見よさそうな話は、超危険。
緊張の糸がプッツン、万事に警戒心も緩みがち。
得する話、儲かる話は、いったん疑うことが必要。独断せずに、家族や信頼できる知人に相談を。
さらに注意すべきは遊びの誘い。日ごろから人望のある六白だけに、たくさんの仲間がよってきて・・・ついつい過密状態に。まだ当分はオンライン飲み会がよさそう。
七赤金星
小さな朗報はチャンスの芽。就活、婚活とも地味ながら有望。
やる気をだせば、運も応えてくれる時。対人関係や取り引きにはツキがあり、特に知人の紹介による物件や人がカギとなる。
小さなつぶやきをスルーしないことも大切。
万事、末広がりによくなっていくから、焦らず、丁寧に対応して。周囲の人たちからも応援してくれるから、感謝しながら、力を借りましょう。
八白土星
争い事と書類のミスに注意。交渉事は焦らず、結論は来月に。
ちょっとおもしろいこともあるけれど、対人関係は意外にやっかい。親切も通じず、他人のケンカに巻き込まれて割を食ったり。
書類関係は相手のミスも想定して、確認をしっかりと。
交渉事はモタついたり、逆に急かされても、力任せに前進してはダメ。
明るい色の小物使いでお洒落して、運気アップ。
九紫火星
地獄に仏。落ち込んだら、元気な知人の顔を思い出して!
問題の大半は思い過ごしかも。ひとりで考えていると、どんどん沈んでいってしまうから、まずは親しい人たちに連絡してみて。
年長者からの叱咤激励は、いいクスリ。
仕事はうまくやろうと力まず、やりやすい方法で緩めに進めるのがいい。デートもかっこよく見せようとせず、自然体がよろしいようで。
[鑑定家]
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか