東久留米駅北口すぐの「もつ焼き かくちゃん」は、毎日通いたくなる大衆居酒屋だ。気取らない店構えに、ふらりと寄りたくなる。
オープン前の外観・内観なので営業時とは雰囲気が異なるが、まずはお店をご覧あれ。
動画(45秒)
「会員」が絶対お得
「かくちゃん」の魅力は、なんといっても、串焼き1本80円からというその安さ。ただ安いだけではなく、毎日肉・魚を仕入れ、カット、串打ちから手作業で行っているのが特徴だ。
「冷凍食品は一切使っていません」と、「かくちゃん」こと、代表の角田智巳さん。
さらに、席料やお通しはなし。気軽に毎日でも寄れる。
そして、見逃せないのがメンバーズカード。来店1回ごとに1スタンプを押してもらえ、5個になると最初ドリンク1杯が無料。さらに5回通って、来店10回を数えると、「永久会員」に。するとなんと、以降の来店では、最初の1杯が毎回無料になる。
日替わりメニューが人気
代表の角田さんは、飲食業界での経験が長く、宮崎地鶏やおでんの店で修業を積み、2019年1月に念願の独立を果たしたという。大衆居酒屋のスタイルを選んだのは、「地域の人においしいものを安く味わってほしい」と思ったからだとか。
そんな「角ちゃん」では、客単価は、平均すると1800円くらいとのこと。串焼き2、3本に、ビールとチューハイ。さらに日替わりメニューといったところか。
ちなみに、上の動画で収録したのは、人気の「もつ煮」と、取材日の日替わりメニューとなる「刺身の三種盛り」。この三種盛りは、この日は、マグロのノウテン・ホホ・アゴという部位別の三種。590円と安く、角田代表自ら「サービスメニューです」と胸を張る。実際、日替わりメニューは、人気のため売り切れることが多いそうだ。
隠れた人気メニューは……
実は「角ちゃん」には、隠れた人気メニューも……。
それは「親子丼」。「宮崎地鶏の店で修業時代に味わった親子丼に感動した」という角田代表が研究を重ねた逸品で、角田代表自ら2日に1度の頻度で養鶏場まで卵を仕入れにいくこだわりようだ。
卵の仕入れ値は1個50円。これを「角ちゃん」の親子丼では2個使っている。「儲けは度外視」というこの親子丼は、締めで注文する人が多いそうだ。
データ
もつ焼き かくちゃん
東久留米市東本町3-3
TEL042-420-1710
月曜定休
営業=火~木:17時~25時/金・祝前日:17時~26時/土:16時~26時/日・祝:16時~23時