東村山市では、臨時休校で使用されなくなった小中学校の給食用のお米を本日4月30日(木)から5月14日(木)まで、販売します(予定量に達した時点で終了予定)。
市民を対象に、食品ロスを防ぐことや、給食の魅力を知ってほしいと実施するものです。
コシヒカリの孫にあたるお米
同市の学校給食で使用しているお米は、姉妹都市である新潟県柏崎市で生産された「こしいぶき」(100%)です。東村山市米穀小売商組合から納品されています。
こしいぶきは、「ひとめぼれ」と「どまんなか」を掛け合わせた品種です。「ひとめぼれ」は、「コシヒカリ」と「初星(はつぼし)」を掛け合わせた品種なので、いわば、コシヒカリの孫に当たるお米といえます。
もちっとした食感で、やや甘みがあるのが特徴とのことです。炊く場合は、水量をやや少なめにしたほうが良いとのことです。
配達で6キロ・2520円
今回は、6キロ=2520円、10キロ=4200円で販売されます。
東村山市民が対象で、取り扱いは市内の3店舗が行います。
エリア別に分担されており、注文を受けて配達するとのことです。なお、上記は、配達料込み・税込みの価格になります。
なお、今回の販売量は2トン程度を予定しており、5月14日前でも、定量に達した場合は、販売終了の可能性があるとのことです。
ちなみに、同市の小中学校での給食の年間消費量は約100トンとのこと。
今回はそのうちの2トン程度となりますが、同市教育部学務課の進藤岳史課長は「お米は保存もできるので、初の試みでもあり、控えめの量を予定しました。市民に給食食材の良さを知ってもらえればと企画しています」と話しています。
販売箇所は3店、注文は電話で
販売箇所は以下の3店です。
日・祝は定休です。
注文は電話で受け付けています。
なお、東村山市と新潟県柏崎市は、1976年に始まったスポーツ交流をきっかけに縁ができ、1996年に正式に姉妹都市となっています。