東久留米市政から小平住民投票まで――
本紙発行人の谷隆一がまとめた書籍『議会は踊る、されど進む~民主主義の崩壊と再生』(ころから)が、本日4日、出版されます(2015年3月4日)。
通年予算の専決処分や教育長選任見送りなど数々の異例事態が起こった馬場一彦前市長による東久留米市政を主な例に、地方自治や民主主義の今後のあり方を探った一冊です。
約15年にわたり東久留米、小平、西東京の各市などで取材活動を行ってきた谷が、このエリアの出来事をベースにしながら、政治に対する市民の無関心がどのような事態を引き起こすのか、その無関心の原因は何かなどを指摘しています。
狛江市の革新市政などもレポート
本書は二部構成です。
一部では東久留米市政の混乱について、「市長」「財政」「議会」「市民」「選挙」の5つの視点から検証しています。
また、二部では、共産党員市長による長期政権が築かれた狛江市の事例と、小平市で行われた住民投票を例に、市民の政治参加のあるべき姿を模索しています。
四六判、256ページ。出版社は「ころから」。1600円(税別)。
全国書店及びネット書店で購入できます。お問い合わせなどは出版社「ころから」(03-5939-7950)へ。