小さな生花店や週末だけオープンする雑貨店など、大好きなお店に行くと必ず目にするフリーペーパー『ぽるか』。広げてみるとイラストマップを中心に、カフェやショップが写真付きで紹介されています。
どこが発行しているのかと紙面を探しても記載がなく……、そうなると誰が何のために作ったのか一層気になるもの。いろいろな人に尋ね、実際にデザインと執筆を担当した渡辺夕妃子さんを紹介してもらい、お話をうかがってきました。
人にフォーカス
「もともとは西東京市にあるカフェ&ギャラリー『田無なおきち』が企画したフリーペーパー『Simples』が発端で、私が関わったのはVOL.2から。単なるショップ紹介ではなく、“人”にフォーカスした点がとても印象的でした。
小平版の『ぽるか』は、ちょうど共同でマップを作ろうとしていたショップオーナーたちと出会い、VOL.1を2013年の9月に発行しました」
と渡辺さん。
「散歩するか」→「ぽるか」
昨年12月に発行したVOL.2でもスタイルは変わらず、「吉祥寺や渋谷などに行かなくても素敵なところがあるよと伝えたかったし、自分たちが住んでいるまちの魅力を再発見してもらえたら」とも。
楽しげな名前は「散歩するか」が「さんぽるか」、さらに「ぽるか」になり、まちを散歩しながらショップを巡ってほしいという思いが込められているそうです。
折しも季節は春。『ぽるか』を片手にお目当てのショップを目指しつつ、小平の新しい魅力を発見しに出かけてみませんか。
配布店ほか詳細のお問い合わせは、prism@ray.ocn.ne.jpへ。
(編集部注 ※この記事は、小平市の市民グループ「ジャーナリスト楽校」のメンバーによって書かれています)