西原自然公園を育成する会らが協力し、植樹イベント
さる26日、西東京市にある多摩六都科学館で、敷地内の雑木林リニューアル計画に伴う植樹イベントが行われました。
参加したのは同館のボランティアスタッフとジュニアスタッフや、当日植樹の説明会に参加した親子ら、そしてリニューアルに協力した「西原自然公園を育成する会」のメンバーら、総勢数十人。
同会は同公園内で樹木の再生に取り組んでおり、長期的な計画を立てて、雑木林を“健康”な状態に保っていこうという「萌芽(ほうが)更新」を行っています。
東村山市から参加した鈴木健証(けんしょう)くん(7)は取材に対し、「(腐葉土の中に)カブトムシの幼虫がいっぱいいると聞いて驚いた」と話し、祖父の藤嶋均(ひとし)さん(64)は、「間伐の時にもまた参加したい」とコメントしました。
植樹後は同公園に移動し、同会の池田干城(たてき)代表が萌芽更新を解説。
「ここでは皆さんが今日植えた苗木の未来の様子を見ることができます。雑木林の更新をして明るくなったので、眠っていた種が芽を出し、いろいろな種類の花が咲くようになりました」
などと話しました。