さる10月10日、京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館が所蔵する、太平洋戦争後の“シベリア抑留”に関連する資料が「ユネスコ記憶遺産」に登録されることが決定しました。
これを受けて、西東京市でも意外な所から喜びの声が上がっています。
安田清一さんが作画
紙芝居で戦争を語り継いでいこうと、西東京市内を中心に活動している「はとぽっぽ」。同会のオリジナル紙芝居「クロ シベリア抑留者とともに」の作画を担当したのが、実は今回登録された主な資料の1つである、「抑留中のスケッチ」を描いた安田清一さんです。
これは収容所や炭鉱での労働の様子、収容所周辺の町の様子などが描かれている貴重な資料。
同会では「今回の登録を記念して、今後『クロ』の上演も予定していきたい」と話しています。