地域で孤立しがちだったママたちが発足させた子育てサークル「ラララ♪MaMa」がこのほど5周年を迎え、新規メンバーを募集しています。
28日には、全国で展開される子育てシェアの紹介なども行う地域交流会も実施。安心して子育てができる環境づくりに取り組んでいます。
(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)
ママたちの孤立防ごうと活動
同会は、西東京市内で開催された、親支援プログラムの受講生を中心に5人で発足。農作業やイベント開催などを通して、乳幼児を抱える女性を中心に、地域交流を進めてきました。
発足の背景にあったのは、ママたちの孤立です。
地方出身者で都内で働いてきた女性の場合などは、地域に頼れる人がほとんどなく、子どもが生まれた瞬間に子育てを一人で背負うことになりがち。
同会で代表を務める保澤美幸さんは区内から引っ越してきて子育てをしており、その体験から、「夫が出かけると、日中は誰とも会話しない日々。買い物に出ない限り、人と顔を合わせることもなかった」と移住当時を振り返ります。
産後うつの経験もベースに
実は保澤さんは長子の出産後、産後うつで苦しんだ経験もしており、「顔見知りが増えると格段に住みやすくなりました。産後うつは命に関わる問題。外出の機会があるだけでも気持ちが変わります」と、子育て環境のさらなる充実を訴えます。
ちなみに、厚生労働省の資料によると、女性は男性よりもうつになりやすく、5人に1人が生涯のうちでうつを患うそうです。
特にホルモンバランスの崩れる妊娠中や出産後は患いやすい傾向があります。
ランチ交流も
同会では、28日(日)午前10時から正午まで柳沢公民館で、「西東京市で孤育てより共育てへ~AsMaMa西東京地域交流会」を開きます。地域の子育てサービスの紹介などを予定。
また、全国で展開されている「AsMaMa」の紹介も行います。
「As~」は、顔見知りの地域の人と子どもの預け合いをするというシステム。交流会後、ランチ交流会もあり。こちらへの参加希望者は弁当持参か、会場で弁当注文を。交流会自体は無料です。
(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)
詳しくは同会(lalalamama2014@gmail.com)へ。