笑顔つなぐ“製菓”リレー 東久留米・西東京の「駄菓子店」2店が合同企画

「だがしの日」にちなみ両店でイベントも

冬季オリンピックの熱気冷めやらぬなか、この町に“製菓”リレーが走る――。

駄菓子を聖火に見立てて町を走るというユニークなイベントが、12日に行われます。

「だがしの日」にちなんだもので、東久留米市と西東京市の2店の駄菓子店が企画しています。

(※編集部注 イベントは終了していますが、地域情報として掲載を継続しています)

東久留米の「だがしやかなん」店主・山永和子さん

西東京市にある「駄菓子屋ヤギサワベース」の中村晋也さん

 

3月12日は「だがしの日」

「だがしの日」は、製菓メーカーなど18社が2015年に設立した「DAGASHIで世界を笑顔にする会」の提唱で、認定された記念日です。

お菓子の神様とされる田道間守(たじまもり)公の命日が3月12日のことから、同日が指定されました。

特に会員の株式会社大町(岡山県)の働きかけにより、この日は全国数カ所でイベントが開かれます。

 

地元からは2店が参加

この地域で実施するのは、東久留米市にある「だがしやかなん」(幸町1の5の23)と、西東京市にある「駄菓子屋ヤギサワベース」(保谷町3の26の14)です。

駄菓子店自体は両市内に数店が点在しますが、この両店は、店内にテーブルを置き、子どもや地域の人々が気軽に過ごせる居場所として存在感を示しているのが共通しています。

両店とも同会会員で、「駄菓子で世界を笑顔に」のイベントの趣旨に賛同しています。

 

ハート形になるルートを走る

12日の製菓リレーでは、両店を地図上でハート形になるルートでつなぎ、その16・4キロを走ります。ラ

ンナーを務める「駄菓子屋ヤギサワベース」店主の中村晋也さんは「子どもを笑顔にする駄菓子の力をアピールしたい」と張り切っています。

なお、10日にはプレイベントとして、各店で催しが開かれます。

「だがしやかなん」店主の山永和子さんは

「『だがしの日』のサブタイトルは『だがしと笑顔の交換日』。

子どもたちの笑顔は世界平和につながっていきます。楽しいイベントでその意義を広められれば」

と話しています。

詳しくは両店へ。

だがしやかなん042・453・0048

駄菓子屋ヤギサワベース042・430・0279

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